2002年06月

日本の民族衣装は大変だよ

また、昨日も着付けを練習した。これで3回目だけど、だいぶん楽になった。やっぱり慣れなのだろうか。教えてくれている会社の同僚は着付の師範の資格を持っているが、取るのに二年かかったそうだ。自分の国の民族衣装をまともに着られるまでに2年もかかるって言うのはどうだろう?と思ったのだ。

とはいえ、師範なので、ただ着られるだけではなく、色々な帯の締め方が出来るとか、しきたりや着物の部分の名前の知識、それから人に着方を教えられると言うことが要求されるのだろう。それにしても2年とは大変だ。

着物自体は初めての人でも四苦八苦30分くらいかかれば着られるが、要は仕上がりだ。やはり、初心者の人と、うまい人ではきれいに着れているかどうかというのは雲泥の差。帯の結び方の微妙なバランスとか、襟元がちょうど良い角度になっているかとか。だから、初心者が着物を着るとどことなくだらしない、美しくない。では、どこが違うの?というと、襟の交差する角度が違う、とか裾が長すぎるとか短すぎるとか、微妙なニュアンス。これは何回も練習してこつを覚えるしかない。

なんて衣装だ!と思うが、着物は帯の結び方一つとっても沢山の種類があり、一本の帯だけでも日によって結び方を変えたりして、変化をつけられる。そういうところは、例えばヨーロッパの民族衣装と比べると対照的なのではないかと思う。フランスのマリーアントワネットが来ていた時代のドレスなどはデザイン・素材がきっと沢山あるだろうが、衣服を着る方法については結構単純なのではないか、と思うのだ。(背中にチャックがついている?)まあ、コルセットとかしないといけないから、その辺は大変だと思うけど、技術的に細かい加減が要求されるわけではない気がする。

民族衣装は大まかに言って
(1)デザイン豊富(布の切り方、仕立て方の方法)で、着る方法は単純
(2)デザイン(布の切り方)形は同じ、だけど着る方法が豊富
に分かれるような気がするけど、どうだろう?
(1)はヨーロッパのドレス
(2)は日本、インドの民族衣装(インドのもターバン巻いたり、スカーフ巻いたりするのに色々な方法がありそうだから)なんて。
韓国のチョゴリはどうなんでしょう?着るのは難しいのかしら。

2002/07/02追記---ファスナー(チャックは和製英語なのです)が発明されたのは19世紀終わりのアメリカ。だそうです。情報ありがとうございました。

一ノ瀬泰造

ゴールデンウィーク辺りから一ノ瀬泰造の本を読んでいる。一ノ瀬泰造とは、映画「地雷を踏んだらサヨウナラ」のモデルとなった戦争写真家である。1970年代にベトナム戦争・カンボジア内戦を追い続け、当時ポル・ポト派の勢力範囲で入ることのできなかったアンコールワットの撮影に挑戦し、わずか26歳で帰ら人となったというドラマチックな運命を辿った人。

最近私はこの作家の本にはまり続けている。彼の写真の中では戦闘シーンはもちろん、戦争中でも普通に営まれているカンボジアの村の人々の生活が愛情を持って生き生きと写し出されています。出版されている本は写真だけではなく、両親や友人、写真関係者に送られた書簡がたくさん収録されていて、それがまた泰蔵の生き様が生き生きと伝わってくる。それを全部ひっくるめてはまっているのだが、なんでこんなにはまってしまうんだろうなあ。というのが自分でも良くわからない程はまっている。

それから、もう一つはまっているのは、歌人の穂村弘の短歌。(5/14の日記参照)一ノ瀬泰蔵と穂村弘に自分が惹かれるどんな共通点があるか、自分でも全くわからない。
はまる場合は何かしら自分の創作にインスピレーションを与えてくれるもの、と言う場合が多いけど、なんで戦争写真が好きなんだろうなあ。私は。ところで「地雷を踏んだらサヨウナラ」は浅野忠信が主演(一ノ瀬泰造役)で、映画の出来も結構いいようだ。映画情報→http://www.to-films.co.jp/index01.html
と言うことで、最近は一ノ瀬泰造というとこの映画を見たからね、と思う人が多いのかもしれないけど、私は映画があるのは後で知ったので、まだ見ていない。見てみたいけど、やっぱり見るのが怖いような気もするし。複雑。

不倫の相談

駅前のケンタッキーでこれから、描こうかな、という絵のアイデアスケッチをする。隣の席に座って話しているちょっとヤンキー風の20代の女性二人。一人が不倫の相談をもう一人にしている。好きな人にはもう妻がいてこれから赤ちゃんも産まれるらしい。この気持ちを一体どうしたらいいか、というような内容。そおかあ、不倫してる人って本当にいるんだなあ。そんな話をBGMにしてこんな絵を描くんだなあ、私。と言う感じ。

Macが壊れた

この週末はMacを修理に出そうとして、つぶれた。
二つのMacをクロスケーブルで結んで、データを移動しようとしたのですが、 接続しようとすると、パスワードを聞かれてしまって、でもそんなの全然覚えていないので、結局つなげられなかった。パスワードは一回忘れちゃったら、もう駄目なんだろうか。。。。なんか調べれば良かったのだけど、ここで力尽きて、結局MO経由で移動することにした。(バックアップも兼ねて・・・)ああ、こういうときはコンピューターは嫌いです。私はコンピューターは絵が描ければそれ以上は望まないのですがこういうときは無知なので困りますね・・・(もっと勉強しろってことか・・・)

ねばねばしたもの

私は食べ物の好き嫌いはない方だと思っていた。どこへ旅行しても、だいたいそ の地の珍味とかげてものだとかも恐れずに食べて、 それなりに楽しめる。しかし、今日友人と食べ物の話をしていたら、私にも苦手な食べ物があるなあ、と思った。

それは、「モロヘイヤ」「もずく」「おくら」である。どれもぬるぬる、ねばねばしている。しかし「なめこ」とか「納豆」は大好き。一体この差は何なんでしょうね。

沖縄に行って、珊瑚礁の中をシュノーケリングしたときに、しばらく海の中にいてざばっと上がって、シュノーケルを口から外すとそこからどろっとした透明な液体が流れ出てくる。これは珊瑚が排出した粘液だそう。海の中にいる間に、知らない間に口のところに溜まっているわけです。もずくを食べるとその粘液のどろっとした感覚が蘇ってきて、もう食べられない。しかし、得てしてねばねば・ぬるぬるしている食べ物は体にいいので、できれば克服したいなあ、と思いながら実行しない私。
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