2003年07月

日本が密漁している?

いつもパリの友だちと用の口をすますためにやっているチャットですが、先日見知らぬ人が私にアクセスしてきました。

で、フランス語を話しているのでどんな人だろうと思ってちょっと話してみたらギヨーヌというフランス領土の海外県に住む高校生でした。時差は12時間。微妙だねーーー。ギヨーヌとは。。。。ってここまで書いて一応地図を調べてみた。ら、私はカリブ海に浮かぶ他の海外県(マルチニークやグアドループ)と同じところにあるのかと思っていたら、なんと南アメリカ大陸のフランス領ギアナのことではないか。あーびっくりした。

フランスにはニューカレドニアとか上記の地域とか海外領土も少なくないのですが、なかなか情報がないので、かなり無知なところはある。しかも日本人だし。これらの国々からは余りにも遠い。

と言うことで、かなり無知だったのです。その高校生は結構社会や政治のことについてつっこんだ話をしてくる。で、個人的にそういう話が好きなのかと思いきや全て学校の授業で勉強しているだけらしい。そういうのって日本は少ないよねえ。例えば、フランスの教育では市民とは何か、社会がどうやって成り立っているのかと言うことを授業で教わる。さすが、市民革命を起こした国ですね。こういうのは日本も見習っても良いんじゃないかなあ、と思う。

まあ、それでギアナについては、私は無知なのですが、彼曰くギアナ沖の海で日本人が密漁をしてエビをたくさん穫っていってしまう。それで、エビがどんどん減ってしまって、そのうち絶滅してしまう危険があるんだそうです。これは初耳じゃありませんか???普通遠洋漁業って、それなりに領海を持つ国にお金を払って許可を得て漁とかするものだよね???

まあ、それは日本だけじゃなくて、中国人やらブラジル人やらハイチ人やらがやってきてギアナの資源(水産資源の他、金鉱やら色々)を盗っていってしまうんだと言うのです。どっちにしろ、植民地ってやはり宗主国に搾取されるのが歴史的な宿命だったので、どことなく話を聞いていてももの悲しいのですが、今回は別にフランスに搾取されているわけではないし、やはりおかしな話だ。

しかし、盗られていると言っていて、貿易をしているとは言っていないので、詳細はわからないけど、やはり何か不法な要素があるんでしょうか。しかし、ギニアで起こっている事なんて余りにも遠すぎて日本には情報が入ってきてないよね。きっと。かるーく、googleでギアナと入れて調べてみても、観光情報しか出てこない(かなり風光明媚なところらしい)

うーん、真相をぜひとも知りたいところです。

芸術家の生きる道

友人が日記を読んでこんな感想を送ってくれました。
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ところで日記をみていいたかったのは
過去の著名ないろんなジャンルの作家たちも専業の人は少ないのではないか?
ということで。夏目漱石/森鴎外しかり、ダビンチしかり、
ベートーベンやバッハとかもたぶん宮廷音楽家で一応雇われてたようだし
近年の方があーちすととかで成り立ちやすいのではと感じる。
○ちゃんも「わたしらみたいなインディーブランドが増えてる。
インディーブランドがどうにかやっていけるようになったのは最近だ」
みたいなことを云っていた。制約の少なくなった自由な時代なのかもしれない。
でもどっちにしろ作家という専業職業?だったら
どこかしら商業的にならざるを得ないよね、きっとー
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そういわれるとなるほどなーって思いますね。ルネッサンスだって結局色々なパトロンのために画家が描いていたものだし、やはり元来芸術とはそういう要素の方が多かったのかも知れませんね。

北朝鮮工作船を見る

今日はお台場の船の科学館に展示してある北朝鮮の工作船を見てきた。ずーっと見たいなーーって思ってたんです。なかなかに満足

濃縮された日

今日はフランス語の授業に行く。試験結果を踏まえて上のクラスに行けるかどうかのカウンセリングを受けます。ちょっとドキドキでした。結果は、試験結果は良かったけど、いつもの提出物の出来が余りにも良くないので、上のクラスへの推薦はしかねる。上のクラスに行くなら来学期のクラス分け試験を受けて、その結果が悪くなければ行けるというものでした。はーー、やっぱり厳しいね。だけど、私も授業を受けながら自分のできなさ加減はわかっているので、その通りだな、と思った。で、試験まであと2ヶ月あるので、その間にやっておけることはしておきたいので、何をやったらいいかというのを先生に聞いておいた。ふーー。

なんと言っても私は和訳がめちゃくちゃなんですよねーー。ほんと悲しい。でも、4月にこの授業を受け始めたときは本当に色々なことがひどかったけど、この数ヶ月でちょっと進歩したことは感じたので、それなりの成果はあったと思う。フランス語のニュースなんて全然聞けなかったけど、今はそれなりに何となくわかるようになったし。なんとなく自己満足的ではありますが、達成感はあります。

でそのあとに美術館へ。板橋区立美術館。
http://www.city.itabashi.tokyo.jp/art/
で、見たのは「2003 イタリア・ボローニャ国際絵本原画展」
http://www.city.itabashi.tokyo.jp/art/schedule/e2003-03.html
まあ、見たら打ちのめされました。私は本当に絵が下手だなあって。やっぱり描ける人は10代でも20代でも描けるものだし、この年でまだまだ・・・なんて言っている私は本当は十分に才能はないのかも知れないけど、低いレベルでも自分の中で進歩したなーって思えているうちは続けようとは思った。まあとにかくいい刺激になりました。

そうしたら、とってもびっくりしたことが起こったのです。
大学の先生にばったりあったのです。卒論・卒制を見ていただいた先生です。本当に卒業以来。私は大学では出来の良い生徒ではなかったので、卒業してからは大学に遊びに行ったこともないし、先生に連絡を取ったりって事もなかったのですが、去年は久しぶりに年賀状は送っていたってくらいだったんです。でも、先生は私の名前を覚えていらっしゃって、とても恐縮でした。

先生は研究対象が絵本とかマンガをやっているので、その一環で見にいらしたようです。で、絵本研究会というのをやっていて、今日はその活動日でメンバーと見に来ていて、展覧会を見終わったらお食事をするから一緒にどうか、といってくださり、厚かましくも参加してきてしまいました。参加されている方々は絵本に関わるお仕事をしていらっしゃるそうそうたるメンバーで、もう色々刺激のあるお話を聞けました。

絵本はやっぱり良いです。私のなんか気持ちの原点です。これからも違う事をしたりはするかも知れないけど、絵本から離れちゃいけないなーと思った。(それと生活していけるかどうかっていうのはあくまでも別なんですが・・・)
例えばなりたい職業に才能のある人は気が付いたらなってた、っていう感じらしいけど、私なんかはなりたいっっって思ってもなかなかそこまでこぎつけないものだが、ま、できないなりにも続けていこうと思いました。(しかし生活は大変なのであった。)

その先生はマンガを研究しているのでフランス人は日本のマンガが特に他の国と比べて好きらしく、時々やりとりや交流などもあるそうで、自分がフランス語やってることを売り込んで見ましたが・・・今は万が一何か頼まれてもちゃんとこなせる自信がないので、やっぱりフランス語も頑張らなきゃと思いました。
私の人生この2本立てで行くつもりなので、一体どうなるかはわかりませんが、まあとりあえず頑張ろうと思う。(しかし、何回も言うけど生活は現実的には大変なのであった・・・)

そうそう、現代美術をやっている友だち(♀)とも話していたんだけど、お互いまだまだ途上で生活どうしよう、とか言いながら四苦八苦してやっている。けど、同世代を見ると普通は結婚していたり、子供を産んでいたり、家を買っちゃってる人も中にはいる。そういう人たちと比べるとなんたる人生のステージの差を感じる。と。で、現代美術なんて言うと本当にもっと大変で、少しは認められた作家になれたとしても生活自体を見ると、ちょっと肉体労働の仕事をしながら作品作りをして、、、なんて事も往々にしてある。ある現代美術の作品を作り続けている人(♂)はその人はかなり個展も頻繁にやっていて、実績はそこそこあるみたいなんですが、やはり生活はバイトのようなものでまかなっているらしく「妻子なんて養えないから結婚は諦めた」と言っているらしい。でもそれくらいの覚悟で臨まないとできないと言うのは現実。うまく生活できている人は本当に才能のある人ですよね。
もう人生をそれに捧げてもいい、ってくらい充実感があるから仕方がないんだけどね。

私はお気楽OL生活もしたし、それがどんなのかも知ってるけど、これからは生活厳しい日が続くのかも知れないけど、やっぱりやりたいことやれるのが一番生きてるなーって思えると思いました。

昇級審査はまだ

テコンドーの昇級審査が8/3あたりらしいという噂を聞いて、最近行けてなかったのでなんとか今日は行ってみたら、もうちょっとあとと言うことだそうでした。助かった。

しかし、私が通っているところの道場に来ている高校生が二人(男一人、女一人)が夏休み一ヶ月くらい韓国にテコンドー留学(とでも言うのかな?)するらしい。いやーー、素晴らしいねーー。で、女の子の方は韓国語を高校でも習っているらしいので、かなりいい感じではないですか?いいなーー、将来のある若者は。(笑)

って言うか、自分の高一の夏を振り返るとどうしていたんだろう、と思いますが、なんか平凡に過ごしていた気がします。そして、覚えていることといえば大学の進路を美術系にしたいけど、親が余りいい顔をしなくて、仕方なく駿台の夏休みの講習かなんか受けたような気がします。

まあなんにしても彼らには充実したいい夏休みになることでしょう。頑張ってきてくださいね。
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