2003年08月

美容院

今日はひさしぶりに美容院に行く。もう夏も終わるし、旅行前だし、ちょっと切っておこうかなと思って。ちなみに、私は生まれてからこのかた一回もカラーリングしたことないし、パーマもこの10年かけてないので結構いたみとかはないのではないかと自負しているのですが。それより、お店に行って、席に座ってから「さて、どんな髪型にしようかな」って考えるのはどうかと思うのですが、結局毎回それをしてしまう。うーん。

まあ、だいたいストレートのセミロングからロングに落ち着くのですが、ともかく、一歩日本の海の外に出ると、人から中国人にしか見てもらえないというのはどうにかならないだろうか。 これは髪の毛を染めてなくて、ストレートロングにしているからなおさらなんじゃないかと思っていたんですが。 ある日中国人と話していたら、そんな私の淡い期待は一笑に付されました。最近は中国人もカラーリングしてるからその限りではないと。

まあ、日本人目当てのぼったくりに会わないですむかも知れないので、いいんですけど・・・
国内でも外国人の多い場所に行くと、一瞬「日本人の方ですよね?」とか確認を取られることも良くあるし。はーー。香港とかパリのチャイナタウンでも、中国語みたいなので道を聞かれるし。(そんなの知らないっつーの)。まあ、だいたいは「チャイニーズ」とか「シノワーズ」の一言で終わりですが、中には「中国でも特に南の方の人に見える」とか、シンガポール駐在帰りの人には「マレーシアの華僑にすごい似てる」とかかなりピンポイントで言われる。はー、そうですか。

ま、要するに中国系でどっちかと言えば南方系って事ね。これからの人生も中国人に間違えられながら生きていくんでしょう。それはそれで面白いからいいか。

どきどき

実は9月5日から29日までフランスに行ってきます。で、実は結構もう日が迫っているではないか。なのにチケット取っただけだし。なーんも用意していない。そろそろやばいな。明日からまじめに準備を始めよう。と言っても泊めてもらう友だちとかへのおみやげを買ったりするくらいなんですが・・・

今日はとうとう泊めてもらう予定の友だちから何時に着くの?どうやって自分ちまで来るつもり?という問い合わせのメールが。あーー、連絡遅くなってごめんなさい・・・。行き先はブルターニュ地方だけど、電車をどうやって乗り継いでいくかも全然調べてないし。ちょっと焦ってきたよ。

一応旅先へはノートブックを持っていける事になった。(ありがとう!Mくん!) しかしネットへつなげられるかは謎。日記とか更新できたらしようかなと思ったけど、ファイルの更新が無事できるかどうかは謎なので、最悪掲示板にずらずら書き込むつもりです。まあ、毎日はとてもじゃないけど無理だろうけど、多少は消息を書き込めると思います。

と言う訳で、旅行中もメールのやりとりはできます。でも毎日ネットにつなげられるかはわからないので、素早い返事は期待しないでね・・・

自分らしさとは

よく考えるととても恐ろしいことなのだけど、私は自分を見失ったままずーっと生きてきたんだなあ。と思った。自分を見失った原因は、最初のきっかけは子供時代の親の期待に応えてあげなきゃという子供心。その思いが強ければ強いほど、自分の意志よりもそちらを優先し始める。そして、その日々が長く続くと自分が本当は何を感じているのか、何をしたいのか段々わからなくなってくる。我ながら馬鹿だなあと思うけど。あるいは親を喜ばそうと意識しなくても、親の無意識の期待を感じ取って無意識にそれに応えようとしていたんだなあ、と思う。こんな歳になってそんなことに気づくのも馬鹿かも知れないけど。それほど、私は親を喜ばせてあげたかったんだねえ。

こんなことで困っているなんて、普通の人には信じられないだろう。そこまで親の見当違いな期待に応えようとするなんてばかげていると思う人もいるだろうね。でも、やっとわかったんだけど、私がどうしてそう思ってしまったのかというと、両親が不幸なんじゃないかとか、悲しい気持ちでいないだろうかというのが心配で心配で仕方がなかったのだ。自分ではちっともその事に気づいていなかったんだけど。(なんかここだけ聞くと一見けなげな子供に見えるよね・・・) まあ、親が不幸になる理由は色々あるのですが、私は親の口に出さない心の叫びを感じてしまっていたんだろうなあ。(たとえ、自分の考え過ぎを含めてもね。あ、そっちの方が多いのかな・・・)

でも、完璧でないにしろようやく自分を取り戻した。たぶん自分を見失い始めたのは中学から。かなり見失ったのは大学以降って気がする。特に大学のあとは、本当の自分と自分が認識している自分の落差が激しくなって、辛かったと思う。でも、それでも自分の心の本音に耳を傾けてその声を少しづつ実現してきたことは確か。こんな普通の人が普通にしていることすら私はできないできたんだなあ。

まあ、こんな要領の悪いやつも世の中にはいるんだなあ、って思ってもらえれば十分です。。。。とはいえ、心の落差って多かれ少なかれみんなにあるよね。それが重大な落差か些細な落差かってだけで。人間の心って本当に不思議です。

永遠のマリア・カラスと妹の個展

今日は友人と日比谷で「永遠のマリア・カラス」と言う映画を見る。
http://www.gaga.ne.jp/callas/
フランコ・ゼフィレッリ監督。なかなか面白かったです。マリア・カラス役のファニー・アルダンの演技が本当に見事。劇中では、カルメン、椿姫、トスカ、蝶々夫人などの有名な部分が出てくる。(まあ、カラスが歌うんだからソプラノのアリアのところになるのだから当然なんだろうけど) マニアックでなくオペラのわかりやすい部分のメロディーがふんだんに出てきてとてもわかりやすい。主要なオペラの筋とかメロディーがわかっている人が見たら本当に楽しめるかも。オペラが好きな私としては、とっても大満足。だけど、カルメンはとうとうオペラでまだ見ていない。いつか舞台を見たいよ~

その後、学芸大学のあるバーの一角を借りてやっている妹の個展へ行く。
http://www.chaos-bld.com/
妹も色々頑張っている様子。ところで、8/20に書いた両親の愛情云々という事について話してみた。そうしたら、案の定自分は愛情は十分もらったと満足しているし、3愛情をもらって1返したどころか1も返してないなどと言っていた。
あ、そうですか。そりゃ良かったね。

例えば、家庭で両親が喧嘩していたとする、その時どういう事をするか。私は仲裁をしようとしつつも、両親の心の底の心情に感応して疲れる(悲しくなる)。 弟は仲裁をして事を納めようとする。末っ子の妹は知らない間にその場からいなくなる。(関わることを避ける) 

やっぱり、私は両親の期待を受けとめなきゃとか不必要に律儀というかまじめというかそういう事なんですね。まあ、どっちかというと損な性格でやってきた訳ですね。
ああーー、損な人生を生きてきたなあ。気を遣ってるつもりなんだろうけど、自分が勝手に疲れているだけで、気を遣われた人たち(この場合は両親)は全然その事に気づいてもいないし。ああー、本当に私は馬鹿な事を今までしていたんだなあ。

私は映画とか見るとちょっとでも悲しいシーンとかあるとすぐ泣いちゃうんですが、どうやらそういう人への感情の感応するのがすごく強いみたい。ってこの歳になって気がついてしまった。結構見た目は気が利かない感じなんで、余計損な感じ。うーん。こんな事なら霊感が強い方がまだましだったよーー(笑) ちなみに、妹は若い頃は霊感の強いお人でした(笑)

最近またわかったことだが、私はやはり神経系統が弱いみたい。ストレスがたまった場合体のどこに異常が出るかって人によって違うと思うんですが、(アトピーとか胃潰瘍とか婦人科系の病気とか色々ですよね)、私の場合はてきめんに神経に出て眠れなくなるので、やはり神経が弱いんだなあ、ということがわかりました。その他は本当になんの異常もないんです。悲しいほどに健康体です。夏ばてとか冷え性とか肩こりとか持病とか一切ありません。ああ。

まあ、ここ何週間でそういう心の発見が結構あったんですが、かなりこれは絵を描くのに影響が出るなーとか思いました。これから描く絵は、たぶん心情がかなり変わってくると思う。これからのどういうテーマで絵を描くというのにしてもちょっと視点が変わりそうな気がします。

木村さんとうとう銀行をつくるらしい

私がかねてから気になる木村剛が、銀行をどうやら作るようです。
東京JC会員と木村剛氏が中小企業融資専門の銀行設立 (読売新聞)
http://news.lycos.co.jp/topics/business/fsa.html?cat=35&d=20yomiuri20030820i307

関連記事一覧 
http://news.lycos.co.jp/topics/business/fsa.html

ちょっとつっこんだ記事(毎日新聞)
日本振興銀構想 理念先行、収益は?
http://www.mainichi.co.jp/life/money/invest/0308/21/002.html
毎日新聞って結構いい記事があるんですよねえ。
理由は良く知らないけど、何かをネットで調べようとして、役に立ちそうなページを探していくと結果的に毎日新聞ということが良くある。何か結構健全な新聞社なんでしょうか。

で、ところでとうとう銀行を作ることになっちゃったんですね。これはますます目が離せない。業界もお手並み拝見と言うことらしい。いいんじゃないですか。有言実行。言いっ放しで、特に何もしない評論家、アナリスト、その他業界関係者とは一線を画していますよね。だからこそ、絶対成功して欲しいって言うか、やっぱり主張していたことは正しいことだったのかどうかって言うのがとっても気になります。お金いっぱいあったらこの銀行の株買ってたかもなーー(って上場してなければ買えないって。)

2003/08/25毎日新聞について以下のようなコメントをいただきましたので、掲載します。
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ところで、日記にあった毎日新聞が良い記事を書くとのことについてですが、全く同感です。僕は仕事柄というか社会部や家庭部、経済部には詳しくはないのだけど、外信部の記者たちはとてもいい記事を書いていると思います。S社やA社のように極端にどっち寄り、と言うわけでもなく(まあ社のカラーなんでどっちかに寄っててもいいんだけど)、記者が靴の底をすり減らして取材したんだな、という感じがとてもします。あっち寄りでもこっち寄りでもなく、「人間寄り」と言う感じです。
イラク取材で有名になったカメラマンを迎えに行った外信部の部長も、デスクになる前はボスニア紛争で命がけの取材をした記者だし、頭でっかちの現場を知らないエリート記者がデスクをしていないところに、毎日新聞の良さがあるのではないかと思います。他の企業などを辞めて中途採用で記者になった人も多く、それが彼らの記事に柔軟性を持たせてるのでは。
外信部ではローマ支局の井上卓弥記者は温かい目を持ったいい記事書きますよ。
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