2004年08月

ベトナム・フエ紀行(3) -旅行ガイドブックの使い方-

文化・歴史が詳しく載っているロンリープラネット

ベトナムのフエへ行って、そこで偶然知り合いになった日本人といくつかのポイントを廻ったのですが、その方が持っていたガイドブックがロンリープラネットで、私が持っていたのが地球の歩き方でした。

ロンリープラネットとは外国のガイドブックで日本語版が出ているのですが、この本と地球の歩き方の内容が非常に対照的で面白いんですね。二人以上でどこかへ旅行するなら、この2冊を一冊ずつ持って旅行をすることをオススメします。あ、地球の歩き方でなくてもいいです。国内の出版社が発行している本とロンリープラネットって意味でよろしく。

フエの北部にあるDMZ(非武装地帯)をまわるツアーに参加したときにその威力をまざまざと思い知ったのでした。(このツアーについてはまた別に書きますね。)

ロンリープラネット
http://www.mediafactory.co.jp/books/lplanet/
は確かもともとはイギリスのガイドブックだったと思いますが、フランス語版もあってフランスで有名なガイドブックというとこのロンリープラネットとRoutard(http://www.routard.com/)あたりが定番だと思うのですが、(Routardはよりバックパッカー向け?)、ロンリープラネットもとうとう日本語版が発行されたんだなあ、とちょっと感慨深かったです。(いや、ずっと前から発売されていたのだけど、知らなかったんだろうね。)

で、この日本語のロンリープラネットのホームページの説明を見ると分かるのですが、
「 ショッピングをして、快適なホテルに泊まって、エステ三昧。
 ニッポン人のそんな海外旅行のカタチ、あえて肯定します。
 だけど、その街、その国のことを、もっともっと知っておきたい。もっと知り
たい。 そんな旅人が増えていることも確かです。」
こんな風に書いてあるんですね。

確かにねーー、この説明は帰国してから知ったのですが、現地でDMZツアーに参加したときにこの文章の意味をまざまざと思い知っていたのです。というのは、とにかく私は歴史・文化好きなのでベトナムに行くのでも興味の先はベトナム雑貨とかアオザイもよいのですが、どちらかというと世界遺産のチャンパ文化のミーソン遺跡とかベトナム戦争のあとをたどるDMZツアーとかに興味があるのですね。

で、地球の歩き方にはこのDMZツアーの参加方法などの情報が載っています。でも、回る先がどこだとかは名前が列挙してあるくらいで説明はさらっと書いてあるだけなんですね。

ところが、ロンリープラネットは激戦地ドンハとかアメリカ軍のロケット基地のあったロックパイル、ケサン基地などの説明が事細かに載っているんです。ほかの小さな都市についてもその調子で説明が書いてあります。要するに文化とか歴史の説明が地球の歩き方に比べて断然多いわけです。なるほどー、これはいいな、と思いました。今までは大体海外旅行のガイドブックは地球の歩き方を使ってきましたのでとても新鮮な発見だったんですね。ロンリープラネットに比べると地球の歩き方のその辺の説明ってほんと薄っぺらなものです。やはり主力はグルメとショッピングだなーという感じがありあり。

国産ガイドブックの長所

ところがねーー、じゃあ、これからはロンリープラネット派になるかと言われるとそうでもないんですよね。こっちの方は写真が少ない、情報量が多いので分厚いという欠点があります。いや、どっしり色々な情報が詰まっていることが大切なので当然といえば当然なのですが。写真が少なくて文字ばっかりというのが致命的。私は特に情報を得るのに視覚に頼る率が高いので余計そう感じます。地球の歩き方のカラフルで写真がたくさん載ったページに慣れているといきなりロンリープラネットはきつい。

しかも、そのうすっぺらな文化・歴史の情報をのぞけば、地球の歩き方はとてもよいガイドブックなんですよ。街の地図とかはもちろん、グルメに力が入っているので例えば食材とか調理法の現地語と日本語の対応表とか(←これはレストランに入ってメニューを解読するときに必須)、代表的な料理の写真と現地語の表記と料理の内容の説明とか(←レストランでメニューを頼むときに写真を見せて、「これをくれ」と注文できるので便利)とか、そのほか通貨情報とか銀行とか乗り物の乗り方といったような情報はとてもきめ細かく載っているのですよね。

地球の歩き方ですごく役立ったのは「旅のベトナム語」のページです。少なくともこれはどの国のバージョンでも同じくらい役に立つだろうと思います。このページに載っている言葉だけでかなり対応することができました。そのほか巻末の文化とか風俗に関する読み物的なページもなかなか面白いのです。たぶん、これは地球の歩き方に限った話ではなく、きっと国産の旅行ガイドには共通することなのではないかと思います。

地球の歩き方は紙が薄いのもポイントですね。ロンリープラネットは分厚い紙をつかってるんですよ。あれを仮に地球の歩き方と同じ厚さの紙を使えばだいぶんコンパクトになると思うんですけどね。なんとなくペーパーバックのような感覚の紙をつかってるんだよねえ。その点日本の書籍って紙にすごく気を使ってると思います。文庫本の紙とか私大好きですよ。新潮文庫とか岩波文庫とかたまらないなあ。って紙フェチな話をしている場合ではありませんが、そういう傾向はあるのかな、と思います。

一冊ずつ両方持つのがベストかも

というわけで、ロンリープラネット、地球の歩き方をはじめとする国産ガイドブック、どっちもそれぞれの魅力があってどちらかにしろというのはとても難しい。だから、2人以上で旅行する人たちにはこれらの本を一冊ずつ持つことをお勧めします。一人旅の人は。。。これはほんとに難しい!2冊はもって歩くのはさすがにきついよねえ。とういわけで、旅のガイドブックはこう利用したらどうでしょう、というお話でした。

【追記】
上記のロンリープラネットの持ち主Tさんからコメントありました
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バックパッカー向けなので安宿が多いです。オーダーも安ホテル、中級、高級ホテルという順番で並んでいます。これを見て泊まったホテルは6$でした。トラブル頻発でそれを入れれば赤字だと思うけれど
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どんなトラブルがあったのでしょうね。ということは、ホテル情報は「地球の歩き方」で、街や歴史・文化の情報はロンリープラネットでっていう使い分けがよいのかもしれませんね。

カミングアウトする前に

精神世界とビジネス書の関係

この週末はたくさんの出来事がありましたよーーー。面白いこと、書きたいこと沢山あるのですが、全然書ききれませんよ。

と思ったらオリンピックのテコンドーが終わってしまったみたいだ。ショック・・・。録画に期待します。

やはりブログを二つにしてしまったっていうのがそもそもの大変さの始まりではありますが、とりあえず実験してみたいので、しばらくはこの2本立てで行きます。

まあ、実感していることは、精神世界の本だとトンデモだ、と言うリアクションをする事象がビジネス本のアプローチで語られていると耳を貸すという事があるのではないか、と言うことです。特に、精神世界の本と、ビジネス系の起業とか成功ノウハウ本はかなり内容がかぶっているなあ、という印象を受けます。そこら辺を何か書いてみたいなあ、という気がしたりしています。

だってスリムドカンの斎藤一人さんが言ってる成功理論とかってそんなにサイババと変わらないと思うのですよ。というとかなり乱暴な言い方ですが。斎藤一人さんが納税額が高いなら、現実として成功事例ですよね。あの理論ってちゃんと本を読んでいないけど要は言霊理論ですよね。「ツイテル!ツイテル!」とかっていうんでしょう?それのもっとレベルの高い(かなり高い!)のがサイババが心で思っただけで宝石とかを出せるっていうのになるのかなあ、と思っているのですが。(想念は現実になる系の話ね。)
さすがに、宝石をぱぱって出すのはかなりレベルが高そうだけど。(←まあ、そりゃあ、普通じゃむりでしょう。)

カミングアウトする前に・・・

今日は青山圭秀さんのセミナーに行っていました。青山さんとは「理性のゆらぎ」とか「アガスティアの葉」とかを書いてヒットさせた方です。で、瞑想講座をやっていて、私はそれに参加していたのです。それで、全然ご本人に会うことがあるとか何も考えない、まだ青山さんの本を読み始めたころ(今年の五月)以降、青山さんの事とか本の感想とか結構このブログに書いていたんですよ。で、かなり好き勝手に書いてたし、ご本人に読まれたらかなり恥ずかしいだろうというような事も書いていたのです。

それで、瞑想の感想など(ちゃんとできてるかとか)を言うので一人一人面談みたいなのがあったのですが、それの順番を待っているときにアシスタントの方と雑談をしていたのですが、私がブログに青山さんのことを色々書いていることをいつかはカミングアウトしなければ、と思っていたのに、もうそのアシスタントの方は私の書いたブログをもうお読みになっていたそうで、青山さんご本人にもお知らせしたそうでした。なんでも、どうやって見つけたかは忘れてしまったけど、偶然見つけたそうです。やっぱり検索サイトかなんかかなーと思いますが。

うううーー。それは予想外でした。。。お、おそろしや・・・。

次回青山さんにセミナーなどでお会いしたらちゃんとご挨拶せねばいかんな・・・。私はほんとそういうのってかなり恥ずかしいというか面と向かうと知らない振りしちゃうと言うか。ああ、やはり暗いわ・・・。面と向かってるときは何も言うことが思いつかないのだけど、家に帰るとあれこれ色々思いついてしまうと言うか、なんかそういう感じです。

と言うことで、これからも書いていくと思いますので、よろしくお願いします。

【関連記事】
2004年05月20日(木) 青山圭秀氏の「最後の奇跡」を読んで
http://www.myprofile.ne.jp/blog/archive/hiroette/714

2004年05月21日(金) 聖母マリアの出現、現在理解中
http://www.myprofile.ne.jp/blog/archive/hiroette/716

2004年07月28日(水) 聖人は遺体が腐らないらしい - 聖地ルルドと聖ベルナデッタ -
http://www.myprofile.ne.jp/blog/archive/hiroette/833

ベトナム・フエ紀行(2) - 寂しい眼

ベトナムのフエで仲良くしていた人の中に16歳の少年がいた。彼は私の友人の妹のだんなさんの連れ子であった。最初であったのはパリ郊外のフォンテーヌブローの彼らの家でであった。

妹のだんなさんはフランス人とベトナム人のハーフ。で、その最初の奥さんはフランス人(だと思う。彼の風貌を見る限りは。)
そのだんなさんが私の友人の妹と再婚する前に、初婚の奥さんとどのようになっていたのかは私は知らない。離婚なのか。死別なのか。

友人の妹との間に息子が生まれてそれが3歳くらいで甘えたい盛りのかわいい盛り。その16歳の少年にとっては母違いの弟である。新しく来たお母さんも一生懸命この少年をかわいがり、その少年もぐれることなくとてもけなげに弟をかわいがってあげていた。

が、ある日、私の友人一族がそろって出掛けた時の写真を見せて貰っていたら、衝撃を受けた。その少年が写真に写っているのですが、瞳がとても寂しいのです。写真は如実に出るね。こういうのは。面と向かっているときは彼の笑顔にかき消されて気づかなかったけれど。その写真を見て衝撃を受けて彼の顔をまじまじと見てしまったけれど、彼は「どしたの?」って顔をしていたけれど、私にはその理由が言えませんでした。長男は頑張る宿命なんだろうかねえ。

よく考えれば、この少年が実のお母さんに甘えられた年数はそれほどないのです。アルバムなどを見せて貰いましたが、10歳前後にはもう産みのお母さんは何らかなの形でいなかったよう。その頃から、お父さんはいたけれど、お母さんに甘えたいという気持ちを一生懸命抑えて生きてきたんだろうと思いました。

彼は、日本の漫画やゲームが好きで、とりあえず私は彼へのおみやげに何がいいだろうと迷った挙げ句、少年サンデーを買っていきました。安上がりだけど、le vrai manga japonais(本当の日本の漫画)なので。彼とはどんな日本の漫画を読んだとか、こんなゲームをしたとか日本に憧れがあるらしく色々話しました。とってもけなげでいい子なんですよ。

けなげでまじめな子が一番陥りそうな瞳だと思いました。寂しい眼をした子供は個人的にとても気になります。私は何もできないんだけど。でも、彼がいつか憧れの日本に旅行に来るときは泊めてあげたり、いろいろサポートしてあげたいと思いました。

瞑想ブログ

瞑想ブログというのを始めてみます。
また、この人は危ない世界へいくんじゃないか、、、って思う人もいるかもしれませんが。

瞑想を始めてその状況を日々つづるだけのブログです。さて続くでしょうか。

瞑想って言うと、禅だとかヨガだとかチベットだとか密教だとかっていうなにやら精神世界の感じがしてきますね。しかし、私自身はあんまり精神世界関連には興味はないんですよ。実は。別にサイババも偉いなーと思うけど、帰依しようとかそういうのはありません。どこかの宗教に興味があるわけでもありません。興味を持つとすれば文化・歴史的側面からのアプローチでしょうね。

じゃあ、なんで瞑想かというと、ただ、ちょっとほんとに瞑想でもしないと普通の生活が送れないのかな、、、という感じのかなり実用的な話です。腰が痛いから指圧を受けに行きたいとか、と同じレベルの話です。別に瞑想して神様からのメッセージ聞けたらいいなーとかっていうのは特にないです。どちらかというとダイエットに効けばいいかなーとは思いますが(笑)。

ということで、これがURLです。

Hiroetteの瞑想ブログ
http://www.myprofile.ne.jp/meisou+blog

ベトナム・フエ紀行(1) 友達の名前編

そもそもなぜフエにいくことにしたのかというとパリに住んでいるベトナム人の友達が久しぶりに里帰りするので、Hiroeも遊びに来てというのが始まりだったのです。で、その友達は6人兄弟で、そのうち5人が女です。で、子供は6人のうち3人がフランス、1人がハノイ、残りの二人がフエに住んでいるのですが、そのうちの5人が夏休みということで実家にその兄弟およびその配偶者&子供が勢ぞろいしたのです。いやーー、壮観壮観。お食事をするときの食卓の人数は最低15人だそうでした。それで、その時々で誰かが入れ替わり立ち代りいたりいなかったり。そして、その家に出入りしてはただ飯をいただいていた私でした(笑)。だって、私が1人くらい紛れ込んでも大して変わらないんですもの。なんというか、家に知らない人がたくさんいるんですけど(いえ、知らないのは私だけなのかもしれないけど)、なんていうかこういうのが昔ながらの大家族なのかなーなどと思ったりしました。

で、面白いのがこの5人姉妹の名前です。
ベトナム人の名前って中国とか韓国みたいに苗字が1音節、名前が2音節から成っています。名前の一音節目はミドルネームだと誰かが言ってたのですが、それはちょっと未確認。で、この5人の姉妹の名前を面白いので並べて書いてみます。ちゃんと音に意味があるんですよ。だから、ベトナム語は今はアルファベットになっているけど、大昔は漢字が当てられていたんだろうな、と思います。以下五人の名前はこうなっています。

長女:Tuyet Nhung トゥエット・ニュン
次女:Tuyet Bang トゥエット・バン
三女:Tuyet Ngoc トゥエット・ニョック ←これが私の友達
四女:Tuyet Nga トゥエット・ンガ(←NHKのアナウンサーが発音する「~が」の音)
五女:Tuyet Hang トゥエット・ハン

だそうです。日本で言えば、家康、家光、家定、みたいな感じでしょうか。
そして、Tuyetというのは雪って意味なんだそうです。ベトナムは雪なんか降らなそうなのに雪を娘たちの名前につけるところが憧れがあったのかなーなんて思ったりするのです。で、この5人のそれぞれの名前の意味は

長女:Tuyet Nhung →雪+ベルベット
次女:Tuyet Bang → 雪+氷
三女:Tuyet Ngoc → 雪+真珠
四女:Tuyet Nga → 雪+白鳥
五女:Tuyet Hang → 雪+月
だそうです。結構、暖かみ系よりクールな言葉が好きなご両親だったんでしょうか。それとも暑い土地柄だから涼しい名前を付けたいのだろうか(笑)。

それでですね!私はこの友達はいつもTuyetNgocって呼んでたのですが、みんなは違う呼び方するんですよ。ジジって言ってるんですよ。はあ?何ですか?それ?と思ったら、みんなそういうあだ名みたいなもので呼び合ってるんです。その対応表はこれ。

長女:Tuyet Nhung → Titi ティティ
次女:Tuyet Bang → Kiki キキ
三女:Tuyet Ngoc → Gigi ジジ
四女:Tuyet Nga → Bibi ビビ
五女:Tuyet Hang → Fifi フィフィ

そのほか、その家に出入りしているちびっ子の姪だとか甥だとかもTintin(ティンティン)とかShushu(シュウシュウ)とかって呼ばれているけど、実は本名がちゃんとあるんですよ。なんなんだ一体それは?って感じ。しかも、別にTuyetNgocがGigiとなる発音とか文法的な根拠は特にないらしいです。適当につけてるみたい。でも、普通の小学校とかで適当につけられるあだ名のように簡単に変更可能ということではなく、一応Gigiとなったら幼少時代からずっとGigiらしいです。うーん、なんか不思議。

それでですね、この5人姉妹のうち二人はフランス人と結婚しています。で、今回は当然そのフランス人たちも来ているし、5人姉妹のうち3人はフランス語話すし、その子供たちも当然話すので、家に出入りする人間の半分弱はフランス語圏。あとは、英語がわかる人がちょこっといて残りの比較的高齢者と子供はベトナム語のみ。ベトナム語しかわからない人とはもう笑ってごまかすしかないというか、子供にはもう私は開き直って日本語で話してましたが・・・。

で、フランス人も私の友達をジジと呼んでいる。確かにトゥエットニョックと言うよりは断然発音がしやすい。しかし、、最初はジジって呼んじゃっていいものかどうかちょっととまどいました。だって、ジジってフランス語ではziziだと「おちんちん」って意味なんですよ・・・(子供に使う言葉ね)。なんか私は勇気がなくて聞けなかったんだけど。でも、本人もフランス人からそう呼ばれても別にいいやーって感じだから、たぶんいいのかなあ、と。そうしたら、あるときやはりそういう話になってPipi(ピピ)って言う名前の子がいてその子はフランスでは「最悪!」って思ったらしい。というのはPipiはフランス語で「おしっこ」って意味なんですよ・・・。危険です。同じ音を重ねるのは。フランス語では結構俗語でそういう音の配列になってるのが結構あるから。

って、すみません。なぜだか最後は下ネタになってしまいました・・・。

【関連記事】
2004年02月03日(火) フエの友達
http://www.myprofile.ne.jp/blog/archive/hiroette/43
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