2006年09月

傍聴に行ってみたい!(3)-裁判員制度/後編-

こちらからの続きです。

Q: どのくらいの人数が駆りだされるのか?
→最低ラインで一つの裁判に6人の裁判員が必要なようです。それから裁判が長引いているものとか、規模が大きいものなどはもっと増えてくるようですね。
で、おおまかには
「平成17年の裁判員制度の対象となる事件は全国で約3,600件でしたので,仮に上の試算を前提にすると,1年間に18万人から36万人の方に裁判所に来ていただくという計算になります。」だそうです。
こちらより引用。 http://www.saibanin.courts.go.jp/qa/c3_15.html

Q: しかし、裁判員をするためには仕事は休まなくちゃいけないんじゃない?
というのは、社会人にとっては見過ごせないところですよね。仕事が死ぬほど忙しい人はどうするんだろう?やっぱり、辞退するのかな。

と思ったら単刀直入、そのまんまの質問がありました。
http://www.saibanin.courts.go.jp/qa/c3_5.html
「仕事が忙しいのですが,辞退できませんか。」
答えはこう書いてあるのですが
「仕事が忙しいというだけの理由では,辞退はできないことになっています(とても重要な仕事があり,あなた自身が処理しなければ,著しい損害が生じると裁判所が認めた場合のみ,辞退が認められます。)。
裁判員になる人の負担ができるだけ少なくなる制度にしていきたいと考えておりますので,お忙しいとの事情はわかりますが,裁判員に選ばれた場合には,ご協力いただきますようよろしくお願いします。」

会社が認めてくれなかったらどうするつもりなんだろう。
「裁判員!なんだそれは、そんなことしてる暇ないぞ!休んだらクビだぞ!」って言われたらどう責任とってくれるんですか??

しかも、裁判員に選ばれちゃって、行くのをさぼったら罰せられるらしい。
http://www.saibanin.courts.go.jp/qa/c3_21.html
Q: 裁判員候補者として呼出しを受けたにもかかわらず,裁判所に行かないと,罰せられるのですか。
→ 正当な理由もなく裁判所に来られない場合には,10万円以下の過料に処せられることがあります。


なんだよ!それ!って感じですが、一応、こんな文章を見つけました。

http://www.kantei.go.jp/jp/kids/magazine/0407/6_3.html
Q :裁判員は日当や交通費をもらえるの?
→裁判員には日当や交通費、宿泊料が支払われます。裁判に参加する期間は、裁判の内容によって違いますが、現在の裁判期間に比べるとずっと短い期間となります。また、裁判員の役目を果たすために会社を休んでも、会社はそれを理由に辞めさせたり、不利益な扱いをしてはいけないことになっています。


完全なるボランティアではないようですね。そして、会社もそれを理由に解雇などをしてはいけない、ということらしい(しかし、法的にどの程度効力のある罰則があるのかというのはよくわからない。。。)。

まだまだ、疑問はあります。
どうやって裁判員になるのか?
「私やりたいんですけど」とかってどこかに申し込めたりするのか。それとも、ある日突然「あなたが選ばれました」という手紙が来るのか??

http://www.kantei.go.jp/jp/kids/magazine/0407/6_3.html ●裁判員候補者名簿を作ります
 選挙人名簿の中から抽選で裁判員候補者名簿が作られます。名簿に載った人には、「来年、裁判員に選ばれる可能性があります」という連絡があります。

→要するに前もって言うからそれまでに心の準備しといてねってことですね。

●裁判員候補者に呼出状を送ります
 裁判員制度の対象となる裁判が決まると、裁判所は、裁判員候補者名簿に載っている人の中から、さらに抽選で候補者をしぼり、裁判所への呼出状を送ります。

●裁判員を選びます
 裁判員候補者は、定められた日時に裁判所に出頭します。裁判所では、裁判官が質問をして、候補者が裁判員としてふさわしいかどうかを調べ、ふさわしいと認めた人が裁判員に決定します。

→これって事実上テストみたいなもんですよね。
しかし、この面接テストするのは裁判官だよ。ってことは裁判員つきの裁判は、裁判官にとっては仕事増える裁判ってことですね。まあ、別に手間が2倍になるわけじゃないだろうけど、ちょっとめんどくせーと思う人はいるかもしれないですね。

「裁判長から,被告人や被害者と関係がないかどうか,不公平な裁判をするおそれがないかどうか,辞退希望がある場合はその理由などについて質問されます。」
http://www.saibanin.courts.go.jp/introduction/how_to_choose.html

Q: 選ばれちゃったら何をしなければいけないのか???
→その裁判のジャッジをしなければいけないんだろう、というのはもちろん想像つきますが。
裁判員の仕事や役割
http://www.saibanin.courts.go.jp/introduction/work_and_role.html
「 裁判員に選ばれたら,裁判官と一緒に,刑事事件の法廷(公判といいます。)に立ち会い,判決まで関与することになります。  公判は,連続して開かれます。公判では,証拠書類を取り調べるほか,証人や被告人に対する質問が行われます。裁判員から,証人等に質問することもできます。」


とりあえず、裁判が開かれたらそれに出席しないといけないわけですね。もう傍聴じゃないわけ、すでに。そして、「証人等に質問することもできます」って!質問できちゃうんですか!!!それはドッキドキですねーー。

とりあえず、誰かの運命を左右するような決断をするわけだから責任重大ですよね。いくら最終的な判断はもちろん裁判官がするって言ったってね。

しかし、来る裁判員制度には全国にどのくらいいるかわからない傍聴マニアの人たちの本領発揮の場所となるのでしょうか??なんかすごい気になりますねー。しかし、傍聴マニアって言うけど、ほんとにどのくらい存在するものなんでしょうね。マニアだから、仕事にはしていない人(あくまでも趣味という定義にここではしておく)っていうくくりでいくとどのくらいいるんだろうなあ。

あ、阿蘇山大噴火さんはもちろん仕事で傍聴していますが、たぶん仕事より傍聴を始めたのが先だったのではないか(誰かに仕事として頼まれて傍聴を始めたのではないということ)と勝手に想像して、傍聴マニアにカウントします(笑)。

しかし、日当は自分がその日一日やすまなかったらもらえるはずの給料の値段と同じにしてほしいなあ(サラリーマンの場合)。もし、日当が自分の一日分の収入よりすごい安かったらそれはそれで悲しい。まあ、半分はボランティアのようなもの、ということか。。その辺もきになりますよねえ。きっと収入が多ければ多くなるほど気になるに違いない。

さて、もしこの制度が本当に実施されたら私は死ぬまでに裁判員に選ばれるときがあるのでしょうか???

これは、上記の「1年間に18万人から36万人」という数字から真ん中をとって27万人。日本の成人人口---これが調べられませんでした。個々の年代の数字は見つけられるけど、いちいち足してる暇はないので成人人口っていうのでどっかに載ってないかなあ、と思ったけど見つけられなかった。ので、かなり適当に計算します。15歳以下で13.8%

http://www2s.biglobe.ne.jp/~kobayasi/area/population/popu_1.htm
だそうなので、20歳以上は80%とする。
裁判員に該当する人口が一億2000万人のうち80%とすると9600万人。一年に多く見積もって30万人が裁判員やるとして 9600万人÷30万人=320分の一の確立となります!

対人口にすると、かなり少ないですね。イメージ的には、あっちでもこっちでも裁判員として呼び出される、という感じではないですね。だからこそ当たっちゃった日には、なかなか大騒ぎしてしまいそうですね(笑)。

と、傍聴マニアと裁判員制度に色々と妄想を膨らませてしまったエントリでした。
もしかしたら、次はあなたのところに! m9(^_~)

上に使った絵文字は一応解説すると、左側のmと9はあわせてあなたを指差している手の形です。原作はこれ→m9(^Д^)

【関連記事】
千原浩史の趣味は裁判の傍聴だそうです [2004年08月03日(火)]
傍聴に行ってみたい!(1)-傍聴マニア?- [2006年09月27日(水)]
傍聴に行ってみたい!(2)-裁判員制度/前編- [2006年09月29日(金)]

     

傍聴に行ってみたい!(2)-裁判員制度/前編-

こちらからの続きです。

まあ、それで傍聴の話を某コミュニティサイトでしていたら、ある方が「そういえば、陪審員制度も始まるし、もしかしたらひとごとじゃないんですよね。」みたいなコメントをしてくださった。なるほど、そういえばそんな話もあったかもしれない。けれど、本当にそんなことは実施されるのか、もしされるとしたらいつからなのか、などという詳細はまったく知りませんでした。

調べてみたら、これがダントツにわかりやすかった。
裁判員制度とは」 by 首相官邸
でも、コンテンツの分類は「キッズルーム」ですと。
子供向けくらいじゃないと、よくわからない私です。
ほんとにここはよくまとまっていてわかりやすい。絵での説明も適度に入っていてグッド。
っていうか、子供向けと言う割にはふりがなもついていないし、単に大人用の入門編にしか見えないんですけど(汗)

ちなみにこっちは最高裁判所のページ
裁判員制度:http://www.saibanin.courts.go.jp/
これは法務省のページ
あなたも裁判員!:http://www.moj.go.jp/SAIBANIN/

ちなみに法務省のページには、「2009年までに裁判員制度がスタートします」と書いてあります。2009年って言ったら結構もうすぐじゃないですか???大丈夫なんだろうか。アナログテレビがもうすぐ使えなくなるぞ!というのと同じくらい知られてないことではないでしょうか。(まあ、アナログテレビよりは世間的影響は少ないのかもしれないけど。)

それで、陪審員と思っていたけど、制度上の名前は「裁判員」というのね。
一応、陪審員制度と裁判員制度は微妙に違うようですが、
こちらを参照: 「裁判員制度と陪審員制度の違い」について。
まあ、これは制度上の違いということでそんなに気にしなくていいでしょう。

いったいぜんたい裁判員制度ってどんななの?を少し調べてみました。

Q: なんでこの制度を始めることにしたのか?
→陪審員制度自体は別に新しいアイデアでもなんでもなく、色々な国で昔から存在してきた制度です。
陪審員制度 by Wikipedia

映画にもなってたりする。

「陪審員」
1996(米)出演: デミ・ムーア, アレック・ボールドウィン  監督: ブライアン・ギブソン

「十二人の怒れる男」
1959(米)出演: ヘンリー・フォンダ, リー・J・コッブ  監督: シドニー・ルメット

Q: 私には関係あるの?
→あるらしい。国民から抽選で無作為に選ばれるらしいです。
おソロシー。

Q: なんでこういうことを始めるの?
→「裁判員制度を取り入れることによって法律の専門家ではない、普通の生活をしている一般市民の感覚が裁判により生かされるようになり、国民の司法に対する理解と信頼を深めることができます。」
確かに、正直言うと弁護士の方々はともかく、裁判官の方々って一般の人と人生の歩みがまったく違うから一般人の感覚を持っているかどうか、という話になるともしかしたら少しずれているところもあるのかもしれない。そういう時にフツーの人の感覚での判断が加味されるとよろしい、ということですね。落ちこぼれの気持ちとか、なかなかわからないだろうし、、、とか?

これはとても良いことだと思う。

Q: 専門知識がないけど、大丈夫なの??
→「裁判員は専門的な知識がないことが前提となっています。必要な法律の知識や裁判の手続については、裁判官から説明が行われます。裁判官、検察官、弁護士は、審理を迅速で分かりやすくするよう法律で決められています。難しい法律用語も分かりやすい言葉で説明されます。」
とのことで、裁判員になる人の候補にも専門知識を持っている人は除外されていることからも、とにかくフツーの感覚を裁判に活かしたいという感じですね。

Q: どんな裁判の裁判員をやれるの?
裁判といえば、殺人から強盗から靖国参拝が違憲かどうかまで色々あるわけですが。そして、どの段階の裁判に参加できるのか?(地方裁、高裁、最高裁??)
→以下のものだそうです。
1. 人を殺した場合(殺人)
2. 強盗が,人にけがをさせ,あるいは,死亡させてしまった場合(強盗致死傷)
3. 人にけがをさせ,死亡させてしまった場合(傷害致死)
4. 泥酔した状態で,自動車を運転して人をひき,死亡させてしまった場合(危険運転致死)
5. 人の住む家に放火した場合(現住建造物等放火)
6. 身の代金を取る目的で,人を誘拐した場合(身の代金目的誘拐)
7. 子供に食事を与えず,放置したため死亡してしまった場合(保護責任者遺棄致死)
こちらより引用 http://www.saibanin.courts.go.jp/introduction/event.html

裁判員が参加するのは、地方裁判所で扱う刑事裁判のうち、とくに重大な事件の裁判だそうです。

やっぱり、ちょっと身の回りで起こりそうな(ってそんなに簡単に起こっては困るんですが。。)事件が対象ですね。靖国神社参拝は違憲かどうか、とか外国人への参政権どうのこうの、というのはできないようだ。そういうのはちょっと思想とか信条が関係しちゃうから適当ではないかもね。

そして、自分が住んでいるところの地方裁判所ということで、わざわざ高等裁判所、最高裁判所まで出向いて行くことはないようですね。

7番なんて今はやりの(あんまりはやってほしくないけど、もちろん。。)子供へのネグレクトですよね。パチンコ屋さんの駐車場に車留めて、中に子供置き去りにして死んじゃったケースも7番なのかな?ああいうのも、なんかどう考えても子供二人も虐待して死んじゃったのに懲役5年ってちょっと短過ぎない???と、なんとなく一般的な感覚からいうとへんな気がするものもあるので、そういうのには陪審員の制度というのは一般の人の感覚が取り入れられてよいのでは?と思います。

後編へつづく

【関連記事】
千原浩史の趣味は裁判の傍聴だそうです [2004年08月03日(火)]
傍聴に行ってみたい!(1)-傍聴マニア?- [2006年09月27日(水)]
傍聴に行ってみたい!(3)-裁判員制度/後編- [2006年09月29日(金)]

     

傍聴に行ってみたい!(1)-傍聴マニア?-

かなり以前にこんな記事を書いたのですが、 最近、たまたまこんなサイトを見つけてしまって、読んでいたら「ああ、やっぱり裁判の傍聴に行ってみたいなあ」という気持ちが盛り上がってしまいました。

このコラムを書いている方は、かなり頻繁に見に行っているみたいですよね。

しかし、裁判とはあくまでも平日に行われるので私のような普通の勤め人が傍聴しに行くのは夢のまた夢。いや、別に有給休暇があるんだから行かれるじゃんというのはありますが、有給休暇とってまで行きたいかと言われるとちょっと微妙、、。

そういうわけで、平日の昼間に自由に動ける身になれるように鋭意努力をしたいものであります(別に目的は100%傍聴のためではありませんが、まあ、人生設計の一環として)。

それで、某コミュニティサイトの日記に「裁判の傍聴をしてみたいなあ」という呟きを書いていたら、コメントがいくつかついて、意外に傍聴経験ありって人がいたんですよ。ちょっとびっくりでした。やっぱり行ってみたいって思う人って私だけじゃないんだーって思いました。

それで、最近ホリエモンの第一回の公判では、なんでも傍聴席が61席のところに2000人以上の傍聴希望者が並んだとか。って言ってもメディアの人が取材をするためにバイトを雇って並ばせているのも結構あると思うので実際はもっと少ないはずですが。そうしたら、その記事の中にジャーナリストの解説があり、こんな風に説明されています。
「この裁判の傍聴者はメディア、LD株主、傍聴マニア、堀江シンパ、一般人と大きく5つのグループに分けられるという。」
元記事はこちら→ホリエモン劇場法廷編スタート、4日初公判…NewsX
http://hochi.yomiuri.co.jp/feature/topics/newsx/news/20060904-OHT1T00028.htm


これを読んで、「へぇ!」っと思った。
傍聴マニアですって!
知らなかった。。。

でも、なんか傍聴マニアってどうなんでしょう。この呼称。当事者が言い出したのならいいんだけど、周りの人が言い出したのならちょっと悪意を感じてしまうのですけど。考え過ぎ?

マニアって言葉がちょっとネガティブな要素が含まれているのかもしれないんだけど、傍聴マニアって言われると完全に好奇心とか野次馬根性とか人の不幸は蜜の味って感じで見にきているように思えてしまう。 たとえば、傍聴を一生懸命して、オウムのことについてよく考えてみようとか、被害者の人権について傍聴をとおして考えてみよう、という人は傍聴マニアには含まれなそうな気がする。

ひるがえって、では、傍聴オタクと言ってみたらどうだろう? これは、これでまた傍聴マニアと違うニュアンスを感じる。たとえば、今までの裁判の傍聴の歴史で、くじ引きの倍率のトップ10が言えて、それを年代順に言えるとか、どの裁判の傍聴にはこういう人数でこんな層の人たちがつめかけた、とかその辺まで知っていそうな感じ。それで、毎日傍聴にいかなくてもそういうことに精通していればなれる感じ。

ちなみに千原ジュニアのページには「傍聴マニア」と書いてあった。やっぱり結構定着した言葉なんだなあ。

http://ja.wikipedia.org/wiki/ %E5%8D%83%E5%8E%9F%E3%82%B8%E3%83%A5%
E3%83%8B%E3%82%A2#.E3.82.A8.E3.83.94.E3.82.BD.E3.83.BC.E3.83.89

行った方の感想によると
「事件そのものに対する野次馬な見方というより、
この裁判官はこういうケースでは量刑に厳しいだとか、
あの情状証人では裁判官の心証に対して
さほど影響を及ぼさないなどといったような
アカデミックな好奇心によるフィールドワーク的意味合いで
傍聴されてたようでしたよ。」

ということでしたので、単に好奇心とかではないみたいようですね。

しっかし、グーグルでキーワードに「傍聴マニア」と入れて検索して引っかかる記事はどれもこれも面白そうな(というか一癖ふた癖もありそうな(笑))記事ばかりでなんだかとてもおかしい。
http://www.google.co.jp/search?q=%E5%82%8D%E8%81%B4%E3%83%9E%E3%83%8B%E3%82%A2& start=0&hl=ja&lr=lang_ja&ie=utf-8&oe=utf-8&client=firefox&rls=org.mozilla:ja:official

私の傍聴の夢はまだ叶いません。
フリーランスやスケジュールの調整がうまくつくお仕事をしている方々、私の代わりに傍聴に一度行ってみて下さい!

【関連記事】
千原浩史の趣味は裁判の傍聴だそうです [2004年08月03日(火)]

【参考リンク】
阿曽山大噴火コラム「裁判Showに行こう」


     

コウヤマキ!

秋篠宮家にうまれた赤ちゃんの名前が先日決まりましたね。

それは、まあ、いいとして。
注目したのは、トレードマークにあたるような「お印」。
これがなんと高野槙(こうやまき)というのだそうです。

それで、いつもの私ならそんな植物の名前を言われたってまったく分からないしピンとこないのですが、今回はこの木がどんなものでどんな葉っぱでというのがすぐに分かりました。

というのは、二日間高野山にいて、そこら中のお店で「コウヤマキ」と称してこの木の葉っぱ付きの枝が売られていたのを見ていたからなのです。最初槙と言うのが槙の木ではなく、薪(=燃やす方のまき)かと思ったので、青々した針状の葉がついたものを燃やすとは変わった形の薪だなあ、なんて愚かにも考えていたのです。

まあ、そうしたら、これは高野山では普通の家では仏壇に、お寺でも普通に使うものだそうです。だからすごいよく覚えていたんです。そして、この木もそこら中に生えていたし。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060912-00000128-mai-soci

この記事には高野山のこともたくさん載っていて

「悠仁さまのお印(しるし)に決まった高野槙(こうやまき))は、日本固有の常緑高木で、3~4月に花を咲かせる。本州(福島県以南)、四国、九州(宮崎県以北)に分布、和歌山県の高野山に多いことから、この名が付いた。皇居の宮殿近くや赤坂御用地にも植生。木材は、耐水性があり風呂おけなどに使われる。
 高野山の霊宝館前には、1923年に故秩父宮さまが植樹し高さ約20メートルにまでなった高野槙がある。高野山真言宗総本山金剛峯寺の「奥の院」を守る日野西真定・維那(ゆいな)(82)は「江戸時代に寺院が山から清水を引くのに、高野槙の樹皮を使ったほど腐りにくく丈夫だ。高野山を代表する木がお印に選ばれたことは大変に名誉なこと。親王さまが、この木のように丈夫で健やかにお育ちになることを願います」と喜んだ。」

霊宝館の前の秩父宮様の植樹というのもなんとなく覚えているし、奥の院も行ったばっかりじゃん、なんて思って、なんだかタイムリーって思ってしまいました。

本当にこの木はまっすぐに生えていて、本当にそこらじゅうに生えていましたが、とても良い木だなあ、と感じて帰ってきたのを覚えています。杉だと思ってたら槙?と思ったけど、どうもスギ科みたいですね。楠とはまた違った品性がある木だなーって結構印象的でした。

そうしたら、昨日の今日でこの話だったのでちょっとびっくりしました。

こんな感じで売ってます。
http://www.rakuten.co.jp/konohashop/810514/1043885/

ちなみにお名前が決まったという報道があった日の夜に私が楽天のページを見た時はすでに売り切れてました。
しかも上記のページには苗が売ってるのですが、6センチの苗にするまでに15年かかってるそうです。
そんな育ちが遅い木をノリで買ったりしても、私なら半年後にはもう枯らしている可能性大(汗)。

ということは、高野山でそこらじゅうに生えていたあの大きな高野槙の木々は本当に長い年月をすごしてきていたのですね。悠久の年月を経てきたすばらしい場所なのだとまたしみじみと感じました。

【関連記事】 ●高野山に行ってきました [2006年09月17日(日)]


  


高野山に行ってきました

9月10日から11日にかけてリハビリもかねて高野山に一泊旅行してきました。

実は、雨はほとんど降られませんでした。
時々通り雨みたいなのはありましたが。
雨っぽいそらの割に降らなかったのでカンカン照りにもならず本当に助かりました。

おいおいブログで書いていこうと思いますが、簡単に気がついたことを。

・ドアツードアは6~7時間くらいで、どれもこれも1時間半以上乗っている乗り物がなく、6回乗り換えないといけなかったので疲れました。

・二日連続で飛行機に乗れて嬉しかった。

・帰りの飛行機で乗るのを待っている時に空港のテレビを見たら9.11が起こったその瞬間の5周年だったようで、これから飛行機に乗るのにちょっとびびった。

・大阪で、思いっきり東京スタイルでエスカレーターにしばらく乗っていて、ふと気づいた時に私の後ろの人が全員反対側に立っていたのでびっくりした。

・山道を歩いていたら道に迷って山の中の自動車道に徒歩で迷い込み、日暮れ前だし地図も持っていないしでちょっとびびったが、運良く帰宅途中のタクシーの運転手さんに救出されて宿まで無料で送ってもらいました。。。ほんとにありがたかった。あのまま歩いていたら、山の奥へ向かって突き進んでいたようです(出口は何十キロ先、、、)。

・高野山は世界遺産に登録されてしまったおかげで外人の観光客が多かった。みんなはるばるきたのねー。
ハッキリ言って、高野山はお坊さんと高齢者(巡礼の人)と外人が3大マジョリティ属性でした。

・パワースポット的には、結論から言うと「ひえぇーーー」というすごいところはなく、普通に気持ちが静かになる山という感じです。気の種類としてはやはり菩提を弔う系というか、静かに眠ってます、静かに見守ってます系なのかなーと思いました。

・高野山はゲーセンはない、カラオケもない、パチンコもない、コンビニは一軒だけあった(午前0時閉店)、とにかく非行に走りようがない町です。さすがです。人口は4000人で、そのうち1000人はお坊さんだそうです。もっといるかと思いました。

・高野山は最後はケーブルカーで上がって、無事到着なのですが、帰りにケーブルカーに乗ったら、定期で乗っていた人がいた。下に住んでいて、高野山に勤め先がある人なんでしょうけど、ケーブルカーの定期ってモノレールやゆりかもめの定期よりもっともっとすげえって感じがしました。

そんな感じです。



  


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