全く、世の中はナベツネやら子育て問題やらマスコミ不信の話で盛り上がっていますが、私は馬鹿の一つ覚えで年金の本をちょこちょこ読んでおります。そっちの盛り上がっている話にも加わりたい気持ちもありますが、まあ、夏休みだし。本を読んでゆっくり考えてみます。公的年金タスクフォースのミーティングで上がった話題でちょっと考えたことなどを記します。

高額所得者には年金を支給しない案

年金給付を一定の所得以上の人には段階的に減らして、これこれ以上の所得の人には年金を支給しない、という案もありますね。まあ、確かにお金に困ってないんだから国がわざわざお金をあげる必要はないのかもしれません。稼ぐ力がたくさんあって、日本の経済に貢献してくれましたね。ありがとう。お疲れさま。ゆっくり老後を過ごしてね。でも、お金に困っていらっしゃらないようなので、年金は差し上げられませんが感謝の心は差し上げます。ってところですよね。
もし、こうなったとしたら、この人が仮にサラリーマンだった場合今のままだと給料の何パーセントを年金のために持っていかれるわけですが、その給料が高ければ高いほど払い損ってことになっちゃいますよねえ。自営とか社長さんとか経営者なら別に構わないでしょうけど。

少子化

と直接関係はないのかもしれませんが、微妙に増えつつある結婚しない人たち。これは男も女も同様ですが。この場合、やはり女性の方が収入が全体としては少ないので厚生年金などは将来受け取る年金も少ない。別に結婚すりゃいいってものでもありませんが、結婚しない人生を選んだ場合、男性の方が将来的なリスクは女性に比べて少ないという客観的事実があります。しかも女は男より長生きするしねえ。割に合わないっていっちゃ合わないよねえ。