最近口角炎になってしまった。
久しぶりのことである。
しかし、私は思春期から20代はかなりこの口角炎に悩まされたものだった。できていないときがないくらいだった。
口端は常に赤くて裂けていた(ってなんか口裂け女ではないんですけど)。

口角炎でその上唇はいつもかさかさして皮がむけまくっていた。
なので口紅を塗っても、口の端がきれいにすっと終わるように塗るというのは私にとっては夢のまた夢だった。

ビタミンが足りないのよきっと、と親に言われて一生懸命ビタミンを取ったりしたが、さほど変わり映えはなかった。そして口角炎はアトピーとも関係があって、免疫力が落ちるとなるものでもある。

その後、ここ数年は近来まれに見る偏った食生活をしていた。ビタミン不足どころか、食物繊維、ミネラルの摂取不足くらいは軽くやっていただろう。けど、逆に口角炎に悩まされたことは殆どなかったし、くちびるがかさかさしたりとかすらしなかった。そうするとビタミン取ってるかどうかってほんとに関係ないんだなあ、としみじみと感じた。

同じ食生活だけど、口角炎ができたってことは何か免疫力が下がっているんでしょうね。原因は一体なんだろう。物理的な条件の違いがほとんどないので、やはり何かメンタルなところと関係しているのかなあ、と思ったりはする。この点については日々激しい変化はあるものですから。

で、私はストレスがある場合はてきめんにメンタルに出るのに、口元に出るパターンになったというのは何かメンタルの方が少し鈍くなった(ストレスをメンタルじゃなくて口元が受け止めた結果口角炎になった)ということなのだろうか、などと考えた。

ということで、昔は口角炎を治すのに効くのはステロイドなどと言って皮膚科で薬をもらったりしていたけど、今はこういう実感があるので口角炎ができてもあほらしくてステロイドなどを医者にもらいに行く気はしないですね。

ああ、しかし免疫力が落ちたとすればストレスが増えたということなのだけど、どの辺が増えたんだろうなあ。認識できる意識のレベルではストレスは減らせているはずなんだけどなあ。

口角炎くらいなんだ、がたがた言うなと言われそうですが、やはり身体に変化があるなら、それは一体どうしてなんだろうという注意は向けて暮らして行きたいです。