ホピ族というのはアメリカのネイティブインディアンの中でも一番精神的にいろいろなものを保存している部族です。
http://www.y-asakawa.com/message/report-mexico3.htm

で、それはまあおいといて、
ホピ族の何がすごいかというと
ホピ族の作る人形です。
去年の夏に展覧会があって行ってきたんですが、

http://www.moma.pref.kanagawa.jp/museum/exhibitions/2005/antes050612/
http://www.moma.pref.kanagawa.jp/museum/press/2005r_antes_kachinas.pdf
現代ドイツの巨匠とホピ族の精霊たち タンテスとカチーナ人形展
by神奈川県立近代美術館

もう、あっと驚く造形です。

スイカ男とか目玉オヤジとか、とにかく度肝を抜かれます。

まあ、そういうわけで
前置きが長くなりましたが、
いったいどんなホピ族の風俗が見られるんだろう、と思って楽しみにしていったら、

「ホピの予言」というドキュメンタリー映画で
http://treescafe.exblog.jp/3918688

いろいろ文化的にも面白い側面はありましたが、
どちらかというとラブアンドピース的な色合いが濃いものでした。

でも、なかなか面白かったです。

知らなかったのは、あの人たちが住んでいる場所がアメリカで有数の石炭とウランがとれる場所だということ。そこから取ったウランで原爆が作られ広島と長崎に落とされたということ。

これらは知りませんでした。

昔のウランを掘るのなんてかなり条件も悪く、安全性なんてほとんど無視だったらしい。いやいや、知らないお話だなあ、と思いました。

あとは、言語執着系の私としては

なんと言っても、映画の中で
ホピ族の言語を聞くことができたことです。

なんか耳慣れない子音もあったけど
それほど発音は難しくなさそうだなあ。

母音はいくつかなあ、なんて思って聞いていましたが
結局良くわかりませんが、最低4つはありました。
たぶん5つあたりなんでしょう。

この間聞いたイヌイットの言葉と
どこが違うと言われると
違いははっきり言って良くわからないけど(汗)
またじっくりと聞いてみたいものです。

【関連リンク】
映画:「ホピの予言」http://www.h6.dion.ne.jp/~hopiland/about_movie.html