世の中で話題になっている問題などがあって
「大変だ。大変だ。」
「どうしよう。どうしよう。」
というのはいろいろあると思う。

それらを見聞きするたびに私は
哲学について思いを馳せてしまう
(特に誰々が考えた哲学というのはない。とりあえず漠然と。)
というのは、そもそもに立ち返って考えたらどうなるんだろう?と思うから

(1)お金が回らないと経済が回らない
   お金が回らないと景気が悪くなる
   お金が回るためには消費する必要がある

(2)環境問題が深刻になってきたので、省エネ、リサイクルが必要である
   リサイクルはまだしも、省エネすると消費が減る

環境問題というのは、なんか情報が錯綜していて
本当は温暖化はしていないという学者がいたり、
分別してリサイクルする方がエネルギーを消費するので、エコではない
とかいうのがあったりして、一般消費者が混乱する情報もたくさんある。
(とはいえ、基本的に温暖化は進んでいるし、環境問題は深刻になっているとは思いますが)

しかし、素人でもよくわかる一番のエコな行動は
・モノを消費しない(大切に使う)
だと思うんですが、どう考えても(1)と両立はできませんよね。

確かに、同じ一台の車だけどそこから排出される二酸化炭素の量が少なければいいし、
その技術を開発して売ればモノとカネが動くので、経済も回る。
これが(1)と(2)が両立する世界なのか。

しかし、究極の方法は
(3)自動車がなくても済む場合なら、自動車を買わない
なのだろう。

しかし、(3)と(1)というのは永遠に両立できない。
だから、現実としてはその間のどこかに落とし所を作らなければいけない。
そういう風に世の中はできているんでしょうかね。

細かい話はいろいろあると思いますが
いつもこの辺は不思議だなーと思っています。