2003年02月

バレンタイン

今年は例年になく職場でチョコレートのやりとりがされていました。それはそれでいい風景ですね。私は会社の近くに新しくオープンしたおいしいケーキ屋さん (最近はパティスリとも言う!)で何かおいしいのが出てるんじゃないかと思って思わずチェックしに行ってしまいました。案の定売ってました!おいしかったなーー。

映画-夜を賭けて-を見る

今日は「夜を賭けて」という映画を見てきました。在日朝鮮・韓国人を描いた映画です。舞台は1958年大阪。大阪城のすぐわきのところに住み着いた在日の人達を生き生きと描く作品。主役は山本太郎なんだけど、もうはまり役。いやー、かっこいいヒーローを演じています。こてこての関西弁で「どついたるねん!」系のセリフが似合うしねーー。

ストーリーは大阪城の敷地内に大阪兵器廠があって、戦後10年以上経過した1958年になっても放置されていた。そこに埋まっているクズ鉄を持ち出して売り、生きていこうとする。私は、全然在日の人達が日本でどんな生活をしてたのか、とか知らなかったのでとても新鮮だった。結局最後はバラック建てのような家を寄り添うように建てて住んでいたところに火を放たれて強制退去させられてしまいます。(国有地のような所に勝手にすみついていたので)

とはいえ、虐げられた人々を描くみたいなのではなく、あくまでも明るい描き方です。また、こってこての関西弁っていうのが明るさを引き立てているんだと思う。(東京人の私には少なくともそう思える。)

このクズ鉄が元で大阪に小さな町工場が沢山できて、大阪の鉄産業の発達の元になったのだという。なんだかんだ言ったって、フランスとイギリスがバラ戦争やら100年戦争の時代から争ったり、深い関係があったように、朝鮮半島からは仏教伝来の時代からどんどん日本列島に人が入ってきていろいろな影響を日本に与えて、今日の日本が出来上がっているといってもいい。陰に日向に朝鮮半島と日本の歴史は深いつながりを持っているんだなーーと改めて思いました。

やっとテコンドー

今日はテコンドーに行く。今日は初心者が多かった。1回目とおぼしき10代っぽい二人組の男の子たちがいて、全然声を出さずに蹴っていて、先生に「声出して!」とか何回も言われるんだけど、絶対声を出さなかった。でも、声を何も出さずにああいう練習するのって、やっぱりおかしなものだね、と今なら思う。私も始めた当初は声を出すなんて信じられなかった。でも、やっぱり声を出さないと気合って入らないのね~不思議。腹筋辺りに力が入るからなのか。

しかし、始めたばっかりでも根性(と言うかやる気?)はあるなしってはっきりわかるのね。あと二人初心者の若い子(男一人、女一人)がいたが、彼等は二時間目の応用練習も残って頑張っていた。私はと言えば下手だし年寄りだし体力もないが、いつも来られる訳ではないので、一時間目、二時間目と目一杯頑張ります。うまい人はその後も自主練っぽく練習しているけど、明日もあるのでだいたいその辺で帰ってきます。が今日は2週間ぶりの復帰でいきなりやって、二時間目なんか人数も少なかったから順番でキックミットを蹴る練習などは蹴ったと思ったらすぐ順番が回ってきて(3~4人しかいなかった。)、体力のない私はぜいぜいよろよろやっていやっていたら、先生に「高木さん、大丈夫ですか。まだ続けますか。」とか言われちゃったので、余程よろよろだったんだろうか。今週はもう一度行きたいがやっぱり無理だろうな

久しぶりの友人との再会

銀座で大学時代からの韓国人の友人に会う。彼女は所用でちょっと日本に来ており、2週間後の韓国旅行は彼女の家にとまらせてもらうことになっています。で、まあ彼女はグラフィックデザイナーなのでそういう話とか、個人的な話とかまあ、つもり積もった話をいろいろしたのです。その辺は、おいといて。

韓国について面白い話がいくつか聞けた。そして、彼女は謎な行動を時としてとることがあったのだが、それは彼女の性格からくるのか、彼女が韓国人だからなのか、いまいち私たちには測りかねていたことがあったのだが、その行動の謎も解けた。答えは、「両方」だったんですけどね。

常々韓国の人って日本人に比べるとなんか熱いなーー、っていう印象があったのですが、人口の7割~8割が血液型がO型なんだって。なるほどーー、と思ったけど。なるほどーー、というのは血液型で性格が左右されるという論を肯定して初めて「なるほどーー」っていうことになるんだけど、彼女もそんな説明をするということは韓国では血液型で性格が変わるというのは日本のように一般的な考えなのかな。

で、具体的には書きませんが、韓国の人間関係のやり方は日本のそれとだいぶ違うんですよね。違うらしい、というのが常々聞いていたのですが、具体的に説明してもらったのは初めてでした。漠然とした印象としては、日本人の方がきちっとしたやり方をするけど、ちょっと冷たいなーーって言うところもあるかな、ということ。韓国人のやり方は今の私にはより人間らしいと言うか、なんかにくめないやり方だなーという印象があります。ちょっと憧れるところもある。

確かに、自分はいわゆる普通の日本人のやり方で普通にやってきたけど、韓国のやり方を聞くと、そっかーー、そういうやり方でやってもいいんだ、と思えるようになり、ちょっと考え方が楽になれるような気がした。

パパラギのこの時点での結論--

まあ、とはいえ、やはり科学技術の進歩の恩恵にいろいろ浴しているわけで、こうやってWebサイトを作ったり、世界中の人とメッセージのやり取りをするのはやはり科学技術の進歩なしには成り立たないものです。だから、別に文明を全て否定する!ってことではないけど、うーん、まあ、私は作品をこれから作っていきたいと思っていて、そういう場合に何かを見る目が曇らないようにとか、既存の考えにとらわれない何か澄んだ視線を持ちたいと思ったときにサモアの酋長さんのポリシーがヒットしたのかな、と思います。
プロフィール

drecom_hiroette

タグクラウド
QRコード
QRコード
  • ライブドアブログ