ひょんな事から2003年のツール・ド・フランスを録画したビデオを貸してもらえたので、最近少しずつ見ている。これは、ダイジェストじゃなくて全部録画してあるものなので時間にしたら一体何時間あるか分かりません。(100時間くらいあったりして!?)しかし、歌舞伎でもオペラでもダイジェスト版よりは通しの方が好きなので、ちょうど良い。しかし、当然すぐ見て返せる代物ではない。良く知らないけど、2003年のコースはフランス全土をまわるもので(もしかして毎年そうなのかな)、まだ現時点でも3日目くらいでパリを出てちょっと郊外のところに出たくらいの所をまだ見ています。2003年はパリスタート、パリゴール。貸してくれた人は「返すのは急がなくていいので安心してパリまで戻ってきてください」と言ってもらえたので、安心して少しずつ見ています。
で、自分でも何がこんなに良くてこのビデオを見続けているんだろうなあ、と思うけど、そこに写るフランスの風景がいいのと、解説のアナウンサーとゲストの自転車の選手みたいな人たちの話が愉快で楽しいからだなあと思った。Tさん、こんな楽しいものを私に教えてくれてありがとう。で、そんなにツール・ド・フランスのビデオ毎日見て自転車通勤しようとしていたら、私がいかにも自転車がすごい好きな人みたいだけど、いやーー別にそういう訳じゃないんですよねーー。全然そういうのに詳しいわけでもないし。まあでもきっと今の私が必要としていることなのでしょう。
で、ツール・ド・フランスなんてマニアックな世界だと思っていたので、そんなに人とそれについて話そうと思っていなかったんですけど、職場の隣の席の男の子は「ツール・ド・フランスの誰々がすごい好きだったんですよ。ランス・アームストロングよりずっとすごいですよ」とか言っていてびっくりした。それとも男の人たちには割とツール・ド・フランスって常識なの??で、何日か前に「ツール・ド・フランスの有名な人が亡くなったらしいですよ」と教えてくれた。
http://www.d4.dion.ne.jp/~warapon/archives/sports/cycle_france.htm
↑これが歴代のツール・ド・フランスの優勝者のリスト。そうか、彼が好きなのはインデュラインなのね。で、今回亡くなった方は98年優勝のマルコ・パンターニという人らしい。
死に方はしかし謎に包まれている。ベタ記事では「滞在先のホテルで急死」などという感じ。全然知らない人でしたが、ちょっと気になったので、調べてみました。というのは前にプライドの社長がホテルで自殺っていうのがあったので、それを思い出してしまったんです。(まあ、石井館長と違ってこの方は格闘家あがりではないらしいが。)
http://www.cyclingweb.jp/world/news/200402/030682_0215.html
↑これが割と詳しい記事。見た目は骨太なイタリア人って感じですね。
http://xoomer.virgilio.it/micmec/Blogs/B784973351/C1194983223/E1832047390/
↑ここになかなか詳しい事情が。
当然ながら身体機能は抜群だし、素晴らしい成果を上げているにも関わらず、やはりバランスを崩すと全てが歯車が狂ってしまうんでしょうか。何かここまで至るまでに、立ち直れるチャンスがあったら良かったのになあと思いました。私は特に体が丈夫な人たちが精神的なバランスを崩すことに非常に関心がありました。体と心の健康ってリンクしていると思っているので。まあ、しかしプロのスポーツ選手などは体が丈夫を通り越しているから、バランスとか言っている場合じゃないか。何がともあれ、とても残念なニュースだし、ご冥福をお祈りします。
ところで、ツール・ド・フランスのビデオを見ながら自分がああいう自転車買うならどんなのがいいかなあ、なんて思ったりするが、今のところメロングリーン (というのかな。。。)色のBianchiかPeugeotの自転車です。機能とかは完全に関係なく完全に色で選んで言ってますが・・・(それはビジュアル系の仕事&生き方をして来た人間の宿命か。)値段が高いのはその筋の方々に任せるとして(っていうか実際新車の車と同じくらいの値段のする自転車もあるらしい。)、東急ハンズでも売っているほどのお手頃価格のもあります。そんでツール・ド・フランスの色々なチームが色々な色のユニフォームを見るのも楽しくて好きなのですが、中でも好きなのは上記の色のユニフォームを着ているチーム・ビアンキです。Bianchiって言うからイタリアかと思っていたら、チーム自体はドイツなんだよね。何でか不思議です。
2004/02/22
Fさんからこんなコメントが!
----------------------------
ツールおれも大好きです。
20歳前後の頃は体を鍛えるのにロードレーサーに乗って片道20キロほどを毎日通勤してたし、トライアスロンから水泳を引いたデュアスロン(カナヅチなんで)にも何回か出たことあります。
25歳のときにニュージーランドに住んでたときは、親しくなった同い年の 日本人が自転車レーサーで、日本のサンツアーというレース用自転車パーツメーカーの専属レーサーとしてオランダでロードレースをしてたやつでした。
その後サンツアーの業績悪化でスポンサー契約を切られて、一人でヨーロッパ・アルゼンチン・チリと草レースを渡り歩いて賞金稼ぎしながらニュージーまで流れ着いたやつで、そいつの影響もあって毎年夏、夜中にテレビでやってたツールのドキュメンタリーを楽しみにしてましたが、この数年はCSのせいで地上波ではやらなくなってしまい残念です。
特に感動的だったのは96年のツールで、その前年まで4年連続圧倒的な強さで優勝してたインデュラインが全然振るわず、大穴の若手に完全に負けたときでした。
はっきり自分の衰えを感じたインデュラインはツール引退を宣言。
感慨深く感動的なツールでしたよ。
好きな選手はフランス人の山岳王リチャード・ビランクとドイツテレコムのヤン・ウルリッヒはいぶし銀でカッコいいです。
マルコ・パンターニも山岳ステージのスペシャリストでした。
最近見かけないと思ったらそんなことになってたんですね。
山岳ステージはマイヨグランペール(山岳賞)ねらい一発勝負の選手たちと王者アームストロングとのバトル、山岳ならではの駆け引き、ダウンヒルの豪快さが見れてめっちゃオモロイです。最近は旧ソ連、ちょっと前は南米コロンビアの選手に強くて面白い選手がいました。
コロンビアはケルメというチームが参加しなくなったからはちょっと廃れたけれど。
ダイジェストじゃないツールのビデオ、いいなあ~。
追伸:
ちなみにNZの友達はすね毛を剃っているので、ホモと間違えられたり気持ち悪がられてホームステイ先を何軒も追い出されたといってました。ロードレーサーや競輪選手は落車したら地面を数メートルも滑ることになるので、目の粗いサンドペーパーかグラインダーで皮膚を削ったみたいになるんだそうです。だからすぐ治療できるようにすね毛処理は当たり前らしいです。
あと、周りの男友達ではほとんどツール好き、またはツールに詳しいやつはいませんでしたよ。
どっちかいうと外国好きだったり、国内・外問わず旅好きだったり、国外事情に興味ある人ほど好きかも。または精神主義的でないスポーツやってる人か、クリエイティブ系も。
共通してるのはF-1GP、ワールドカップ・スキー、WRC(車のラリー)、パリダカ、バイクのWGP、キャメルトロフィー、アメリカズカップなどなど、転戦系の競技好きなやつはパリダカも好きみたい。冒険心と想像力がくすぐられるんでしょうね。
-------
この友人は私にとっては全然自転車つながりな人でないと思っていたので、こんなに色々知っていたとはびっくりでした。やはり男性にはツール・ド・フランスは常識事項なのでしょうか。ビデオはたぶんダビング可能とは思われます。(それはTさんも許してくれるだろうと勝手に思っています。。。) と言うことで、私はほそぼそとツール・ド・フランスの旅を続けることにします。
---------------------
フランス事情に詳しい友人からこんな情報が。
パンターニはフランスでは有名な人です。
ひろえさんはミッシェル・プラチーニってしってる?フランスでは超有名なサッカー選手です。日本でいえば、さしずめ長島とか王とか張本とか、そんな感じ。パンターニはイタリア人らしいけど、そしてサッカーじゃないけど、その次位に有名な人です。(このへんの事柄は○○(フランス人の彼女の友人の名前)がスポーツ狂いだったので仕入れた情報です)ヨーロッパのスポーツ選手は、死因の一位は心不全らしい...ドーピングだそうです。通常、当たり前のように行われているらしい。パンターニが急死したのもそのせいだ...と○○は言ってました。
---------------------
いやー当然ながらプラチーニなんて知らないし、ドーピングで心不全も知りませんでした。やはり、記録をたたき出すのにはそれなりに大変なことをするのですね。ツール・ド・フランスのビデオのアナウンサーとゲストの方々の愉快でのどかなしゃべりからは全く想像できない世界です。
で、自分でも何がこんなに良くてこのビデオを見続けているんだろうなあ、と思うけど、そこに写るフランスの風景がいいのと、解説のアナウンサーとゲストの自転車の選手みたいな人たちの話が愉快で楽しいからだなあと思った。Tさん、こんな楽しいものを私に教えてくれてありがとう。で、そんなにツール・ド・フランスのビデオ毎日見て自転車通勤しようとしていたら、私がいかにも自転車がすごい好きな人みたいだけど、いやーー別にそういう訳じゃないんですよねーー。全然そういうのに詳しいわけでもないし。まあでもきっと今の私が必要としていることなのでしょう。
で、ツール・ド・フランスなんてマニアックな世界だと思っていたので、そんなに人とそれについて話そうと思っていなかったんですけど、職場の隣の席の男の子は「ツール・ド・フランスの誰々がすごい好きだったんですよ。ランス・アームストロングよりずっとすごいですよ」とか言っていてびっくりした。それとも男の人たちには割とツール・ド・フランスって常識なの??で、何日か前に「ツール・ド・フランスの有名な人が亡くなったらしいですよ」と教えてくれた。
http://www.d4.dion.ne.jp/~warapon/archives/sports/cycle_france.htm
↑これが歴代のツール・ド・フランスの優勝者のリスト。そうか、彼が好きなのはインデュラインなのね。で、今回亡くなった方は98年優勝のマルコ・パンターニという人らしい。
死に方はしかし謎に包まれている。ベタ記事では「滞在先のホテルで急死」などという感じ。全然知らない人でしたが、ちょっと気になったので、調べてみました。というのは前にプライドの社長がホテルで自殺っていうのがあったので、それを思い出してしまったんです。(まあ、石井館長と違ってこの方は格闘家あがりではないらしいが。)
http://www.cyclingweb.jp/world/news/200402/030682_0215.html
↑これが割と詳しい記事。見た目は骨太なイタリア人って感じですね。
http://xoomer.virgilio.it/micmec/Blogs/B784973351/C1194983223/E1832047390/
↑ここになかなか詳しい事情が。
当然ながら身体機能は抜群だし、素晴らしい成果を上げているにも関わらず、やはりバランスを崩すと全てが歯車が狂ってしまうんでしょうか。何かここまで至るまでに、立ち直れるチャンスがあったら良かったのになあと思いました。私は特に体が丈夫な人たちが精神的なバランスを崩すことに非常に関心がありました。体と心の健康ってリンクしていると思っているので。まあ、しかしプロのスポーツ選手などは体が丈夫を通り越しているから、バランスとか言っている場合じゃないか。何がともあれ、とても残念なニュースだし、ご冥福をお祈りします。
ところで、ツール・ド・フランスのビデオを見ながら自分がああいう自転車買うならどんなのがいいかなあ、なんて思ったりするが、今のところメロングリーン (というのかな。。。)色のBianchiかPeugeotの自転車です。機能とかは完全に関係なく完全に色で選んで言ってますが・・・(それはビジュアル系の仕事&生き方をして来た人間の宿命か。)値段が高いのはその筋の方々に任せるとして(っていうか実際新車の車と同じくらいの値段のする自転車もあるらしい。)、東急ハンズでも売っているほどのお手頃価格のもあります。そんでツール・ド・フランスの色々なチームが色々な色のユニフォームを見るのも楽しくて好きなのですが、中でも好きなのは上記の色のユニフォームを着ているチーム・ビアンキです。Bianchiって言うからイタリアかと思っていたら、チーム自体はドイツなんだよね。何でか不思議です。
2004/02/22
Fさんからこんなコメントが!
----------------------------
ツールおれも大好きです。
20歳前後の頃は体を鍛えるのにロードレーサーに乗って片道20キロほどを毎日通勤してたし、トライアスロンから水泳を引いたデュアスロン(カナヅチなんで)にも何回か出たことあります。
25歳のときにニュージーランドに住んでたときは、親しくなった同い年の 日本人が自転車レーサーで、日本のサンツアーというレース用自転車パーツメーカーの専属レーサーとしてオランダでロードレースをしてたやつでした。
その後サンツアーの業績悪化でスポンサー契約を切られて、一人でヨーロッパ・アルゼンチン・チリと草レースを渡り歩いて賞金稼ぎしながらニュージーまで流れ着いたやつで、そいつの影響もあって毎年夏、夜中にテレビでやってたツールのドキュメンタリーを楽しみにしてましたが、この数年はCSのせいで地上波ではやらなくなってしまい残念です。
特に感動的だったのは96年のツールで、その前年まで4年連続圧倒的な強さで優勝してたインデュラインが全然振るわず、大穴の若手に完全に負けたときでした。
はっきり自分の衰えを感じたインデュラインはツール引退を宣言。
感慨深く感動的なツールでしたよ。
好きな選手はフランス人の山岳王リチャード・ビランクとドイツテレコムのヤン・ウルリッヒはいぶし銀でカッコいいです。
マルコ・パンターニも山岳ステージのスペシャリストでした。
最近見かけないと思ったらそんなことになってたんですね。
山岳ステージはマイヨグランペール(山岳賞)ねらい一発勝負の選手たちと王者アームストロングとのバトル、山岳ならではの駆け引き、ダウンヒルの豪快さが見れてめっちゃオモロイです。最近は旧ソ連、ちょっと前は南米コロンビアの選手に強くて面白い選手がいました。
コロンビアはケルメというチームが参加しなくなったからはちょっと廃れたけれど。
ダイジェストじゃないツールのビデオ、いいなあ~。
追伸:
ちなみにNZの友達はすね毛を剃っているので、ホモと間違えられたり気持ち悪がられてホームステイ先を何軒も追い出されたといってました。ロードレーサーや競輪選手は落車したら地面を数メートルも滑ることになるので、目の粗いサンドペーパーかグラインダーで皮膚を削ったみたいになるんだそうです。だからすぐ治療できるようにすね毛処理は当たり前らしいです。
あと、周りの男友達ではほとんどツール好き、またはツールに詳しいやつはいませんでしたよ。
どっちかいうと外国好きだったり、国内・外問わず旅好きだったり、国外事情に興味ある人ほど好きかも。または精神主義的でないスポーツやってる人か、クリエイティブ系も。
共通してるのはF-1GP、ワールドカップ・スキー、WRC(車のラリー)、パリダカ、バイクのWGP、キャメルトロフィー、アメリカズカップなどなど、転戦系の競技好きなやつはパリダカも好きみたい。冒険心と想像力がくすぐられるんでしょうね。
-------
この友人は私にとっては全然自転車つながりな人でないと思っていたので、こんなに色々知っていたとはびっくりでした。やはり男性にはツール・ド・フランスは常識事項なのでしょうか。ビデオはたぶんダビング可能とは思われます。(それはTさんも許してくれるだろうと勝手に思っています。。。) と言うことで、私はほそぼそとツール・ド・フランスの旅を続けることにします。
---------------------
フランス事情に詳しい友人からこんな情報が。
パンターニはフランスでは有名な人です。
ひろえさんはミッシェル・プラチーニってしってる?フランスでは超有名なサッカー選手です。日本でいえば、さしずめ長島とか王とか張本とか、そんな感じ。パンターニはイタリア人らしいけど、そしてサッカーじゃないけど、その次位に有名な人です。(このへんの事柄は○○(フランス人の彼女の友人の名前)がスポーツ狂いだったので仕入れた情報です)ヨーロッパのスポーツ選手は、死因の一位は心不全らしい...ドーピングだそうです。通常、当たり前のように行われているらしい。パンターニが急死したのもそのせいだ...と○○は言ってました。
---------------------
いやー当然ながらプラチーニなんて知らないし、ドーピングで心不全も知りませんでした。やはり、記録をたたき出すのにはそれなりに大変なことをするのですね。ツール・ド・フランスのビデオのアナウンサーとゲストの方々の愉快でのどかなしゃべりからは全く想像できない世界です。