私は食べ物の好き嫌いはない方だと思っていた。どこへ旅行しても、だいたいそ の地の珍味とかげてものだとかも恐れずに食べて、 それなりに楽しめる。しかし、今日友人と食べ物の話をしていたら、私にも苦手な食べ物があるなあ、と思った。

それは、「モロヘイヤ」「もずく」「おくら」である。どれもぬるぬる、ねばねばしている。しかし「なめこ」とか「納豆」は大好き。一体この差は何なんでしょうね。

沖縄に行って、珊瑚礁の中をシュノーケリングしたときに、しばらく海の中にいてざばっと上がって、シュノーケルを口から外すとそこからどろっとした透明な液体が流れ出てくる。これは珊瑚が排出した粘液だそう。海の中にいる間に、知らない間に口のところに溜まっているわけです。もずくを食べるとその粘液のどろっとした感覚が蘇ってきて、もう食べられない。しかし、得てしてねばねば・ぬるぬるしている食べ物は体にいいので、できれば克服したいなあ、と思いながら実行しない私。