いつもパリの友だちと用の口をすますためにやっているチャットですが、先日見知らぬ人が私にアクセスしてきました。

で、フランス語を話しているのでどんな人だろうと思ってちょっと話してみたらギヨーヌというフランス領土の海外県に住む高校生でした。時差は12時間。微妙だねーーー。ギヨーヌとは。。。。ってここまで書いて一応地図を調べてみた。ら、私はカリブ海に浮かぶ他の海外県(マルチニークやグアドループ)と同じところにあるのかと思っていたら、なんと南アメリカ大陸のフランス領ギアナのことではないか。あーびっくりした。

フランスにはニューカレドニアとか上記の地域とか海外領土も少なくないのですが、なかなか情報がないので、かなり無知なところはある。しかも日本人だし。これらの国々からは余りにも遠い。

と言うことで、かなり無知だったのです。その高校生は結構社会や政治のことについてつっこんだ話をしてくる。で、個人的にそういう話が好きなのかと思いきや全て学校の授業で勉強しているだけらしい。そういうのって日本は少ないよねえ。例えば、フランスの教育では市民とは何か、社会がどうやって成り立っているのかと言うことを授業で教わる。さすが、市民革命を起こした国ですね。こういうのは日本も見習っても良いんじゃないかなあ、と思う。

まあ、それでギアナについては、私は無知なのですが、彼曰くギアナ沖の海で日本人が密漁をしてエビをたくさん穫っていってしまう。それで、エビがどんどん減ってしまって、そのうち絶滅してしまう危険があるんだそうです。これは初耳じゃありませんか???普通遠洋漁業って、それなりに領海を持つ国にお金を払って許可を得て漁とかするものだよね???

まあ、それは日本だけじゃなくて、中国人やらブラジル人やらハイチ人やらがやってきてギアナの資源(水産資源の他、金鉱やら色々)を盗っていってしまうんだと言うのです。どっちにしろ、植民地ってやはり宗主国に搾取されるのが歴史的な宿命だったので、どことなく話を聞いていてももの悲しいのですが、今回は別にフランスに搾取されているわけではないし、やはりおかしな話だ。

しかし、盗られていると言っていて、貿易をしているとは言っていないので、詳細はわからないけど、やはり何か不法な要素があるんでしょうか。しかし、ギニアで起こっている事なんて余りにも遠すぎて日本には情報が入ってきてないよね。きっと。かるーく、googleでギアナと入れて調べてみても、観光情報しか出てこない(かなり風光明媚なところらしい)

うーん、真相をぜひとも知りたいところです。