交流会で聞いた面白い話をいくつか。
・チョナンカンは韓国語堪能な日本人に意外に評判良くない。私はいつのまにかあんなに韓国語が出来るようになって、すごい頑張ったんだなあ、すごいなあ、と思っていた程度なのですが。割と訛りがきつくて歌は結構聞くの辛いらしい。

それから、俺ってこんなにしゃべれるんだぜーみたいな雰囲気が流れていて謙虚さに欠ける発言をしているのがどうも評判の落ちる原因らしいです。やはり韓国語を話せる芸能人というのは韓国人に日本という国を背負った発言も時としてしなければいけないだろうから、語学力だけではきついのかな。その点黒田福美なんかはいい感じなんでしょうかね。

・韓国人は日本人がボランティア活動をするのですごいなあ、と思っているらしい。はあ?そおなの?それよりは韓国人の方が困っている人を助ける事には熱心なイメージがあったのだけど。そうでなければ、新大久保で韓国人の青年が線路に落ちた人を助けようとして命を落としたりしないだろうと思っていたんですよね。そういう質問をすると、それは自分たちにとっては当然のことだけど、それとボランティア活動は違う、と言う。でも、困っている人を助けたいという気持ち自体は共通の事だよねえ。

まあ、結論としては衣食足りて自分たちに余裕が出てきて、初めて身の回りに困っている人がいるのに気がついて、自分だけ幸せになるのはなんだかなー、と言う気持ちがボランティア活動の始まりなのかもと言う話になった。で、韓国は最近こそ力がついたけど、昔は食うや食わずだったのでそんな余裕がなかったのだそう。最近はやっと余裕が出てきたので、ボランティア活動を始める人が少しずつ増加しているそうです。

ボランティア活動ってそう言う風に捉えるものなんですかねー。私はそこまで深く考えたことはなかった。確かに、ヨーロッパなどで行われる慈善事業というものは衣食足りた裕福な貴族や富裕層が行ってきたものだろうし、アメリカではビル・ゲイツのような金銭的に成功した人が寄付して学校作ったりして社会に還元しようという感じてやっているかもね。

でも、金銭的にどうこうっていうのに関わらずそういうことをする人も沢山いると思うけど。そう言う人たちは気持ち的に満ち足りているから、そう言うことをしたいって思うのかな。