キムタケさんは英語が嫌い
http://kimuratakeshi.cocolog-nifty.com/blog/2004/03/post_14.html
キムタケさんが3/30のゴーログで、他のブロガーの方の「日本がこれだけの状態を見ればちょっと頭のいい人は海外移住を考えるでしょう」というコメントに
「「確かにそうだよなあ、英語さえ出来ればそれもありだよねえ」と思うことしきり。」と受けたあとに、なんと
「でも私、英語が大嫌いなんです。」
というとっても意外なことが書かれていました。
そのあといかに外国人のボスの下で嫌いな英語を駆使して潜り抜けたかということが書かれています。
それはそれ、たとえ英語が嫌いでもできないとは違いますから、優秀な頭脳があれば切り抜けることはできます。で「5つのS」という交渉術を編み出して、その後は交渉術が上がったということですが、今でも世間話を英語でするのは辛いそうです。
確かに、英語で交渉と英語で世間話は話をする動機が全く違いますからねえ。
英語を使う仕事をしたことがほとんどない私は外国語を使うのは世間話というか友達と話す時くらいなので、キムタケさんの苦労はなんだか読んでいて不思議な気分です。というか、周りには私が単におしゃべりなのだと言われますが。。。それが日本語か外国語かってだけだもんね。。。
仕事で英語を使わざるを得なくなって、でも語学力がなくて英語が苦手でーーって人私の周りにもいますね。やはりお仕事に関わるだけに大変そうだと思う。その方々の本来の仕事は別に英語じゃないから、使うことになってもその人が英語が得意かどうかって別問題ですもんね。
私は全然苦にならないというか、おしゃべりな自分が日本以外でも続くってだけだから、外国語が話せるようになった時、もう日本だけでおしゃべりじゃなくっていいんだーって嬉しかった気がします。とはいえ、木村さんがお仕事で使う英語のレベルと私の遊びで使うレベルは桁違いに違うだろうので、比べても仕方ないかもしれませんが。
キムタケさんもゴーログを読む限りでは非常に饒舌な方のように見えるので、ゴーログに書かれている内容を英語で話せば饒舌になるのかなあ、と思いました。とはいえ、友達でもなんでもない人と単なる世間話するのは確かに日本語でもそんなに楽しくないか。
海外移住じゃないポジティブな方法で
で、この日本、あちこちがたが来ていて、ちょっと懸命な人なら海外に移住しちゃうのかもしれないけど、自分はそういうわけで海外移住する適性がない。そうすると日本に住むことになるので、日本の住み心地をよくするために頑張ることにした。とおっしゃっています。
いやーー、キムタケさんが英語嫌いだったおかげで日本もだいぶ助かったかもしれませんね(笑)。たぶん、キムタケさんは日本がどれだけ危ないのか身にしみてわかっているのでしょうから、もし英語好きだったら、とっくのとうに移住してしまってるでしょう。そうなっていたら、金融関連の国の政策についてもうちょっと違うことになっていたかもしれません(というか、今よりさらに困った状況に?)。でも、幸い移住されなかったので、こうして奮闘してもらえているのですね。
しかし、移住する人たちの気持ちもわかります。人間誰だって住み心地の良いところを求めて移動するのは当然でしょう。有史始まって以来の民族の移動の経路や、移民の人たちの行動原理なんて100%これですからね。今の場所が嫌なら別の場所に移動する。移動するのが嫌なら、その場所を改善することにする。ごくごくまっとうなことですよねえ。
そして、キムタケさんが頑張ってくれて公的年金改革も成功して日本も良くなっちゃってみんなが幸せに暮らせるようになったら、キムタケさんは、ふと隣の国が困っているのがなんとなく気になっちゃって、「こうしたら幸せに暮らせますよー」とかって他の国も助けるような活動を始めちゃうかもしれませんね。(いえ、もちろん日本を良くしようって頑張っているのはキムタケさんだけじゃないですよ!)
私が海外移住したいかどうか
翻って自分が海外移住できる力があるとしたらどうするか考えてみた。うーん、確かにパリとかに移住して毎日おいしいチーズやワインというのも悪くないけど、その分だけお寿司とか鰻とかその他もろもろの日本のおいしい食事からも離れなくてはならないので、ちょっと悩みますねーー(っていうか悩むポイントはそこ?)。確かに海外でも食べられるけど、日本の食文化は本当にすごいので、別に高級なのでなくても創作和料理とか、日本人のパティエの作ったケーキとか、カフェめしとか、ブレイクしていた新しいスタイルのオムスビやお稲荷さんをはじめとする新しい料理の開発とかのエネルギーはすごいので、その辺を楽しめなくなるのは基本的に辛い。
フランスの食事もおいしいし、中華、ベトナム、インド料理などは移民の人がやってるから、かなりエンジョイできるけど、新しい料理の生まれ具合は全然日本には負けるもんねー。
あとは、マンガ、お笑い、その他のサブカルチャーも楽しむのが大変になってしまうのでその辺はかなり辛い。マンガは別に取り寄せられるし、お笑いもビデオがあるけどいちいち値段かかるしね。ということは、公的システムの充実度を取るか鰻とお笑いを取るかという究極の選択になってしまうのでございます。うーむ。
海外も別に文化的に不毛な地なわけではないし、むしろ日本にない楽しい文化があるのでそれはそれで楽しめばよい。けど日本の食べ物と文化(サブカルチャー含む)はかなり捨てがたい。というか、わざわざ移住することもないというか、私の本命は「好きなときに移動したいところへ移動できる」ですねーー。早くそんなことができるようになりたいわ。
http://kimuratakeshi.cocolog-nifty.com/blog/2004/03/post_14.html
キムタケさんが3/30のゴーログで、他のブロガーの方の「日本がこれだけの状態を見ればちょっと頭のいい人は海外移住を考えるでしょう」というコメントに
「「確かにそうだよなあ、英語さえ出来ればそれもありだよねえ」と思うことしきり。」と受けたあとに、なんと
「でも私、英語が大嫌いなんです。」
というとっても意外なことが書かれていました。
そのあといかに外国人のボスの下で嫌いな英語を駆使して潜り抜けたかということが書かれています。
それはそれ、たとえ英語が嫌いでもできないとは違いますから、優秀な頭脳があれば切り抜けることはできます。で「5つのS」という交渉術を編み出して、その後は交渉術が上がったということですが、今でも世間話を英語でするのは辛いそうです。
確かに、英語で交渉と英語で世間話は話をする動機が全く違いますからねえ。
英語を使う仕事をしたことがほとんどない私は外国語を使うのは世間話というか友達と話す時くらいなので、キムタケさんの苦労はなんだか読んでいて不思議な気分です。というか、周りには私が単におしゃべりなのだと言われますが。。。それが日本語か外国語かってだけだもんね。。。
仕事で英語を使わざるを得なくなって、でも語学力がなくて英語が苦手でーーって人私の周りにもいますね。やはりお仕事に関わるだけに大変そうだと思う。その方々の本来の仕事は別に英語じゃないから、使うことになってもその人が英語が得意かどうかって別問題ですもんね。
私は全然苦にならないというか、おしゃべりな自分が日本以外でも続くってだけだから、外国語が話せるようになった時、もう日本だけでおしゃべりじゃなくっていいんだーって嬉しかった気がします。とはいえ、木村さんがお仕事で使う英語のレベルと私の遊びで使うレベルは桁違いに違うだろうので、比べても仕方ないかもしれませんが。
キムタケさんもゴーログを読む限りでは非常に饒舌な方のように見えるので、ゴーログに書かれている内容を英語で話せば饒舌になるのかなあ、と思いました。とはいえ、友達でもなんでもない人と単なる世間話するのは確かに日本語でもそんなに楽しくないか。
海外移住じゃないポジティブな方法で
で、この日本、あちこちがたが来ていて、ちょっと懸命な人なら海外に移住しちゃうのかもしれないけど、自分はそういうわけで海外移住する適性がない。そうすると日本に住むことになるので、日本の住み心地をよくするために頑張ることにした。とおっしゃっています。
いやーー、キムタケさんが英語嫌いだったおかげで日本もだいぶ助かったかもしれませんね(笑)。たぶん、キムタケさんは日本がどれだけ危ないのか身にしみてわかっているのでしょうから、もし英語好きだったら、とっくのとうに移住してしまってるでしょう。そうなっていたら、金融関連の国の政策についてもうちょっと違うことになっていたかもしれません(というか、今よりさらに困った状況に?)。でも、幸い移住されなかったので、こうして奮闘してもらえているのですね。
しかし、移住する人たちの気持ちもわかります。人間誰だって住み心地の良いところを求めて移動するのは当然でしょう。有史始まって以来の民族の移動の経路や、移民の人たちの行動原理なんて100%これですからね。今の場所が嫌なら別の場所に移動する。移動するのが嫌なら、その場所を改善することにする。ごくごくまっとうなことですよねえ。
そして、キムタケさんが頑張ってくれて公的年金改革も成功して日本も良くなっちゃってみんなが幸せに暮らせるようになったら、キムタケさんは、ふと隣の国が困っているのがなんとなく気になっちゃって、「こうしたら幸せに暮らせますよー」とかって他の国も助けるような活動を始めちゃうかもしれませんね。(いえ、もちろん日本を良くしようって頑張っているのはキムタケさんだけじゃないですよ!)
私が海外移住したいかどうか
翻って自分が海外移住できる力があるとしたらどうするか考えてみた。うーん、確かにパリとかに移住して毎日おいしいチーズやワインというのも悪くないけど、その分だけお寿司とか鰻とかその他もろもろの日本のおいしい食事からも離れなくてはならないので、ちょっと悩みますねーー(っていうか悩むポイントはそこ?)。確かに海外でも食べられるけど、日本の食文化は本当にすごいので、別に高級なのでなくても創作和料理とか、日本人のパティエの作ったケーキとか、カフェめしとか、ブレイクしていた新しいスタイルのオムスビやお稲荷さんをはじめとする新しい料理の開発とかのエネルギーはすごいので、その辺を楽しめなくなるのは基本的に辛い。
フランスの食事もおいしいし、中華、ベトナム、インド料理などは移民の人がやってるから、かなりエンジョイできるけど、新しい料理の生まれ具合は全然日本には負けるもんねー。
あとは、マンガ、お笑い、その他のサブカルチャーも楽しむのが大変になってしまうのでその辺はかなり辛い。マンガは別に取り寄せられるし、お笑いもビデオがあるけどいちいち値段かかるしね。ということは、公的システムの充実度を取るか鰻とお笑いを取るかという究極の選択になってしまうのでございます。うーむ。
海外も別に文化的に不毛な地なわけではないし、むしろ日本にない楽しい文化があるのでそれはそれで楽しめばよい。けど日本の食べ物と文化(サブカルチャー含む)はかなり捨てがたい。というか、わざわざ移住することもないというか、私の本命は「好きなときに移動したいところへ移動できる」ですねーー。早くそんなことができるようになりたいわ。