自分が悩んでいることがあって、どうすればいいのかなーと思って行動しつつも検証&新しい方法の探求のため色々な本を読み漁っていたら「アーユルヴェーダ」に辿り着いてしまいました。アーユルヴェーダとはサンスクリット語で「生命の科学」と言う意味で、インドで発達した哲学と医学が混じったようなものです。一口に言えば健康を愛を一緒に考えちゃおうというもの(かなり乱暴な説明です。すみません。)。で、もともとは世界の成り立ちを踏まえてそういった事を考えるので、哲学的な要素もかなりある。

でねーー、悟りを開いた人たちとかアートレーヤとインドラ神が色々会話している文章を読みながらふと我に返り、「はー、なんで私ったらこんなものを読んでいるんだろう。。。」と思ったのですが、よく考えてみれば事の発端は「どうやったらダイエットに成功できるだろう」というものだったのです。。。ダイエットの方法を試行錯誤しながら、哲学に辿り着いてしまったのだろうか。

最初はねーー、色々普通のちまたのダイエットを試していたんです。で、私は理想体重○キロになりたい!と言うのがあって、あるときその体重になるのに成功したんですよ。で、理想体重になってはみたものの、それになれば何か格好いい体型になれるのだと思っていたのですが、意外にこんなもんかーという体型だったのです。そうすると、ちょっと考え直さなあかんな、と言うことになった。しかも、その過程ではやはりストレスがあった。で、ダイエットでストレスが生じるのはやはりあかんな、と言うことになった。どうにかして、ストレスなく痩せられる私にあった方法がないだろうか、というのが始まりだったような気がします。

と言うことで、アーユルヴェーダをググって見たら、あるある。学術的なサイトの他にはエステ系、相性診断系、癒し系などなど。なるほどーー。ダイエットを追求し始めてここに辿り着くのも変な話ではないのだろう。
しかし、アーユルヴェーダで説かれる事って実は5000年前のインドなのですが、5000年前なのにもうそんなこと思いついてたわけ???っていう非常に人間の智慧を感じさせる内容なのです。もし、こんな事を正気で思いついているとしたら知性や理性だけじゃちょっと無理じゃないか、という内容だと思います。だって昔は電子顕微鏡とか遠心分離器とかないしね。それで、そういう事を思いつくとしたら、何か裏技がないと無理だと思うんですよね。

こういう事を知らずに「これがインド5000年の伝統の痩身によく効くアロマオイルでーす」と言われても私は「また眉唾物だ・・・」と思うんでしょう。まあ、どうなんでしょうね。ちまたのアーユルヴェーダ系の健康食品や美容・痩身商品は。意外に信じて、大枚はたいて試してみちゃったりするんだろうか。私は。

まあ、どっちにしろアーユルヴェーダにしろ仏教にしろキリスト教にしろアリストテレスにしろ昔の人は(いや、別に昔の人に限らないのか。人間全般。)いろいろな事を思いつくものですね。本当にみんな頭いいですよ。私に見えている限りの世界からはなかなかそこまでは分かりません。そりゃそうか。

ここにアーユルヴェーダの結構一般向けのわかりやすい説明が出ています。
http://ayurveda.cocolog-nifty.com/ayurveda/cat550630/index.html

とりあえず、青山圭秀さんの本を読み続けていたら、インド占星学とかマハーバーラタとかアーユルヴェーダに親しむ日々になってしまいました。うーむ、それは特に意図していなかったことなのですが。。。言語執着系の私としてはインドの言葉の語感は余り馴染みがないし、そんなに今まで興味なかったんだよねー。しかし、マントラというなんかある目的に効力を発揮する言葉がありまして(いわゆる南無阿弥陀仏みたいなものでしょう)、お題目のように唱えるのですが(たぶん)、それは正確に発音しないと効き目がないので、ちゃんと師について発音を学ばなければいけない、なんて書いてあると「へーー、どんな発音なのー」と気になっちゃうんですーー。

マントラは何語なのか、サンスクリット語なのか、タミル語なのかちょっとそこまではまだ読み込んでないので、知りませんが。とりあえず、サイババのしゃべるマントラがテープに録音されてるんだけど、それは聴いてみたいかも。で、何語ってわかったらとりあえず、母音、子音など発音体系はチェックしたくなっちゃうだろう自分が怖い。アラビア語ならまだしも、インドの言葉だと本屋さんにテープはそんなに置いてなさそうだなーー。大学書林あたりまで行かないとないかも。http://www.dila.co.jp/

はー、ダイエットからサンスクリット語に辿り着いてしまった・・・。