ある日の夕刊紙

電車の中でおじさんが読んでいる夕刊紙に書いてあった記事でちょっとツッコミたくなったこと。

安貞恒が試合でゴールを入れた日があって、その翌日の新聞にそのことが載ったわけですね。なんて書いてあったかというと「アン様ゴール!」みたいな感じ。

ヨン様にかけてアン様って表現したのですね。でも、ヨン様ならペ・ヨンジュンのヨンなんだから名前の一つ目の音じゃん。ってことはアン・ジョンファンならジョン様になるのである。

ジョン様ってなんか確かにアメリカ人だかなんだかさっぱりわからないので苦肉の策でアン様にしたのですね。新聞記者さんもタイトル考えるのに苦労してるんでしょうね。

エンタの神様に言語執着系の人ひとり発見

毎週とかは見られないけど、たまたまその時間帯にテレビがついていたらついつい見てしまうの番組がエンタの神様。
http://www.ntv.co.jp/enta/

基本的に分析系のお笑い芸人さんが好きな私ですが、エンタの神様にも分析系のお笑い芸人さんがたくさん出ています。その中にとうとう言語執着系のお笑いの人がいるのを発見してしまいました。安井順平っていう芸人さんです。長井秀和と同様分析系なのですが、内容が徹底的に言語執着系なのです。あーー、私の仲間がいる!とか思っちゃいました。

上の二人もそうだけど、分析系のネタは相方がいなくても一人でもできるところがミソだな。この言語執着系タイプのお笑いさんのネタはどういうのかって言うと「バタンキューって言葉があるけど、バタンまではああ、倒れることを表現してるんだなって意味がわかるけど、キューって何よ、キューじゃ全然意味わからないよ。本当に正確に表現するんならバタン・グーなんじゃないの?」みたいな調子です。あーー文字で書くと全然面白さが減るなーー。まあ、とにかく全般的にこういった言葉の表現に対するツッコミがメインのネタです。言葉の表現ツッコミネタは芸能人とか社会現象をネタにするより、より多くの人が理解できる可能性があるので、守備範囲としてはお得な気がします。芸能人ネタよりは地味ですけどね。

というわけで、安井順平さん、頑張ってください。仲間として密かに応援してみます。そして、これからも言語執着系の人をじりじり発見して行こうと思います。これは完全に最近の私の趣味になっています。

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2004年06月18日(金) さとう珠緒はすごい
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