それで、作家で生きる人たちについて、長生き型の作風の人と、命を縮める作風の人がいるよね、って言う話になりました。作家とか芸術家は自分の個性を追求するのが仕事なので、普通は色々な社会的慣習や属する組織からのある程度の束縛などがあって、その分だけは個性の発露が抑制されますよね。で、それはやはり色々な意味で健康を損なったりする原因になると思います。しかし、芸術家や作家に至ってはそういう束縛が比較的ないので、(まあ、早い話好き勝手やっても許される生き方であるということ。別に反社会的なという意味ではありませんよ。)、その分だけはストレスが堪らず健康に生きられるのでは、と思うのです。
まあ、傾向としては日本画家なんて結構長生きのイメージがありますね。ピカソも好き勝手やってあれだけ長生きしたし。自分の中から出てくる個性のエネルギーの発露を非常に理想的にやるとそんな風になる気がするのです。
しかし、作家というのはやはり誰でもなれるものではない訳で、普通の人が気づかないようなことに気づいてそれについて描いてみたり、書いてみたり、それなりの感性、洞察力、表現力が要求されるわけですね。そこに見る人、読む人は感動とかをする。とはいえ、人が気づかないことに気づくという点でやはりリスキーな生き方ではありますね。
結局、そのおかげで自殺してしまう人もいるわけです。芥川龍之介、太宰治、ゴッホ、最近では中島らも、あとナンシー関もそうなんだろうな、と思う。芥川龍之介なんて見るからに超敏感そうですもんね。あの人の見る世界には何が見えていたんだろう。私たちが到底見ることのできないすごいものが見えていたんだろうとか思ってしまいます。
芥川龍之介レベルまで行くかどうか分かりませんが、自分の身の回りでいかにも敏感系の人達がいて、見ているとやっぱり大変だろうなあと思います。まあ、別に敏感な人=作家の生き方をするわけではないですけどね。でも、作家な人=敏感な人っていうのはあると思いますね。
it1127さんより以下のコメントを頂きました。
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hitoetteさん、こんばんわ
そうですね。同じ芸術家でも、性格にタイプがあるかもしれませんね。作家は短命、画家は長生きのイメージがあります。あと長生きしそうな職業、政治家(笑)
90才
横山大観(よこやまたいかん 1868~1958)日本画家。肺炎
98才
梅原竜三郎(うめはらりゅうさぶろう 1888~1986)洋画家。
参考:http://www.osoushiki-plaza.com/institut/dw/198908.html
24才
樋口一葉(ひぐちいちよう 1872~1896)小説家。「たけくらべ」。肺結核。
滝廉太郎(たきれんたろう 1879~1903)作曲家。「荒城の月」で有名。結核。
26才
北村透谷(きたむらとうこく 1868~1894)詩人。「楚国之詩」自殺。
石川啄木(いしかわたくぽく 1886~1912)詩人。「一握の砂」肺結核。
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政治家は長生きしますよね。だって、鈍感だもん。
敏感な人はあんな業界に堪えられるとはとても思えません。
作家で短命で肺結核はちょっと除外しませんか?(いちおう体が繊細だったってことなんでしょうが)
作家でも長生きする人いますよ。
司馬遼太郎とか谷崎潤一郎とか長生きじゃないですか?
私が好きな、ムーミンの作家トーベ・ヤンソンも享年86歳です。
逆に画家で短命な人もいます。
ゴッホ、モジリアーニなど。いかにも酒におぼれる系
まあ、とにかく芸術は狂気すれすれでやってるところもありますから。
狂気か。あー、考えるだけで、疲れてきた。
とりあえず私は、個性の発露がどのように寿命に影響を与えているかに興味があります。博愛主義的な作風の人は長生きなのか、とか。どす黒い系の作風の人は結構早死にとか、何かあるような気がしてならないのです。魂のどの辺を絞り出しているかで、世界観が違ってきますからね。
まあ、傾向としては日本画家なんて結構長生きのイメージがありますね。ピカソも好き勝手やってあれだけ長生きしたし。自分の中から出てくる個性のエネルギーの発露を非常に理想的にやるとそんな風になる気がするのです。
しかし、作家というのはやはり誰でもなれるものではない訳で、普通の人が気づかないようなことに気づいてそれについて描いてみたり、書いてみたり、それなりの感性、洞察力、表現力が要求されるわけですね。そこに見る人、読む人は感動とかをする。とはいえ、人が気づかないことに気づくという点でやはりリスキーな生き方ではありますね。
結局、そのおかげで自殺してしまう人もいるわけです。芥川龍之介、太宰治、ゴッホ、最近では中島らも、あとナンシー関もそうなんだろうな、と思う。芥川龍之介なんて見るからに超敏感そうですもんね。あの人の見る世界には何が見えていたんだろう。私たちが到底見ることのできないすごいものが見えていたんだろうとか思ってしまいます。
芥川龍之介レベルまで行くかどうか分かりませんが、自分の身の回りでいかにも敏感系の人達がいて、見ているとやっぱり大変だろうなあと思います。まあ、別に敏感な人=作家の生き方をするわけではないですけどね。でも、作家な人=敏感な人っていうのはあると思いますね。
it1127さんより以下のコメントを頂きました。
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hitoetteさん、こんばんわ
そうですね。同じ芸術家でも、性格にタイプがあるかもしれませんね。作家は短命、画家は長生きのイメージがあります。あと長生きしそうな職業、政治家(笑)
90才
横山大観(よこやまたいかん 1868~1958)日本画家。肺炎
98才
梅原竜三郎(うめはらりゅうさぶろう 1888~1986)洋画家。
参考:http://www.osoushiki-plaza.com/institut/dw/198908.html
24才
樋口一葉(ひぐちいちよう 1872~1896)小説家。「たけくらべ」。肺結核。
滝廉太郎(たきれんたろう 1879~1903)作曲家。「荒城の月」で有名。結核。
26才
北村透谷(きたむらとうこく 1868~1894)詩人。「楚国之詩」自殺。
石川啄木(いしかわたくぽく 1886~1912)詩人。「一握の砂」肺結核。
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政治家は長生きしますよね。だって、鈍感だもん。
敏感な人はあんな業界に堪えられるとはとても思えません。
作家で短命で肺結核はちょっと除外しませんか?(いちおう体が繊細だったってことなんでしょうが)
作家でも長生きする人いますよ。
司馬遼太郎とか谷崎潤一郎とか長生きじゃないですか?
私が好きな、ムーミンの作家トーベ・ヤンソンも享年86歳です。
逆に画家で短命な人もいます。
ゴッホ、モジリアーニなど。いかにも酒におぼれる系
まあ、とにかく芸術は狂気すれすれでやってるところもありますから。
狂気か。あー、考えるだけで、疲れてきた。
とりあえず私は、個性の発露がどのように寿命に影響を与えているかに興味があります。博愛主義的な作風の人は長生きなのか、とか。どす黒い系の作風の人は結構早死にとか、何かあるような気がしてならないのです。魂のどの辺を絞り出しているかで、世界観が違ってきますからね。