パリに滞在していたとき知り合った友だちがすっごいひさしぶりに連絡してきた。東京に来るので、会おうと言うことだ。てっきりそのままパリに住みついているのかと思ったら日本に帰ってきているみたい。

その友だちはパリで会ったときは「自分は日本にいても居心地が良くないからパリにいるんだ」というようなことを言っていた気もするのですが、そのしゃべりっぷりを聞いているとまるで君は日本人そのものだよ、という印象だったのを覚えています。

そのころは在日がなんたるかも知らず、選挙権がないとかそういうことも全然知りませんでした。今は、そういう知り合いも増えて理解も深まりましたが。その辺のことをズバリ聞くと、「日本が一番居心地がいい。日本語も通じるし、日本食が体に合う」などと言っている。

私も別に日本語が母国語な人だと思って話しているので、そんなに別に違和感を感じたことはないです。それに私は韓国とか韓国文化は個人的には好きだしね(というかどこの国の文化も興味深いものですが)。彼もいろいろな野望を持っているようだ。ちょっと電話で話しただけだけど、とっても面白かった。また会って色々話したいですね。