今日は同居人のフランス人と一緒に家でホームパーティをする。来た人数は入れ替わり立ち替わり延べ13人程度。そのうちメンバーは日本人以外が半分くらい(でも最大勢力はフランス人)。日本人もなんとなくほぼ全員がフランス語を話せる感じ。まあ、しかし日本語を話せる外人も多いので、会話は日仏英が入り乱れる感じ(フランス語を話せない外人もいるため)。

まあ、いつもみんなで集まるとこういうパターンになるのでそれはそれでいいのですが、とりあえず言葉の切りかえができないっていうのに陥ります(私だけじゃないみたいですが)。

まあ、それは別にいいんですが。

今日は実は地震があったじゃないですか。新潟の方は本当に大変だったようですね。ここも結構ゆれました。午後6時台から断続的に地震があって、みんなで飲み食いしている最中もなんどか揺れが来ていたんですね。で、日本在住の外国人は比較的慣れていることは慣れているのですが、それでもこれだけあると段々みんな心配になってきていたようです。一人、ただいまたまたま東京に滞在中っていうパリ在住のフランス人が来てたのですが、彼は非常に怯えていました。

揺れるたびに気もそぞろになって食べ物を食べていられないようでした。すっごい怖いみたいでした。しかも、ここはちょっと高いので揺れ方も振幅が大きいのですね。

なんというか、まあ、彼は初体験ではないようでしたが、とりあえず「地面が揺れる」という事実を理解できないというか、まだそういう現実を受け入れられないと言うかそういう感じで煩悶していました。

彼は見た目は身長も180cmは軽くあるし、体格もがっしりしているのですが、そういうことと地震が怖いって事はあんまり関係ないのですね(笑)。まあ、私たちは慣れているので、揺れがあってもまたか、って感じで「お茶入ったよー」なんて言っているのですが、そんなに平然としているのが彼には信じられなかったようです。

それで、「日本に来て地震でもし死んだとしたら、それこそマヌケだ(C'est con.)」と言っていて、笑ってしまいました。フランスにいれば死なずに済んだのに、わざわざ好きこのんで日本に来て地震にあって死んじゃったとしたら、本当にマヌケだなーという事ですね。いやー、そうだよねえ。わざわざ高いお金出して日本まできて死んでたらほんとにアホですよ(笑)。

彼は、日本に到着して以来(滞在して一ヶ月くらいらしい)毎週のように来る台風とこの地震ですっかり怯えているようでした。別に日本初体験じゃないのですが、こんな事は初めてだと言っていました。まあ、私たち日本人にとってもそんなにある事じゃないですからねえ。彼らにしてみたらもっとですよねえ。彼には台風より地震の方が怖いようです。確かに台風は家に閉じこもっていれば、東京であればなんとかなりますからねえ。

まあ、そのフランス人の彼はこれで日本が嫌いにならないことを祈ります。(たぶん大丈夫だと思うけどね。)


あと、韓国人の人と話していて彼女には私のサイトのURLが書いてある名刺を以前に渡していたのですが、今日会ったらこのブログの感想を言ってくれました。そうか、このブログは日本語で書いているから日本人しか読まないんだと思っていたけど、その限りではないのですよ。それに気がつきました。それはちょっと嬉しかったですね。ここに書いていることは別に日本人だけに言いたい事じゃないので。本当は外国の人にもいいたいってことが沢山あるけど、やっぱり日本語で書くのが一番早いですから。彼女の感想は日本人の人から貰うのと本当に変わらないですよ。だから、これからは想定読者は日本人じゃなくて、日本語話者って言う風に考えて書いていきたいな、と思いました。