ところで、私はきむたけさんを知ったきっかけと言うのは今から良く思い出すと岡本呻也さんのサイト「日本のカイシャいかがなものか!」だった気がするのですね。そこでは、日本の会社で働くサラリーマンの心構えってどうよ、みたいなことが主に語られていたのですが、それとは別に私がよく好んで読ませていただいていたのが、岡本さんのミュージカル見た、とかオペラ見たとかの日記だったのですね。

私はあまりたくさん本数は見たことないながらもオペラは大好きなので、ヨーロッパに行ったらなるべく見るようにしているのですね。向こうの方が安いですから。とか言いはじめると「なんでえ、スノッブな話しはじめやがって」って思われちゃいそうなのですが、私は常々思うのですが、オペラとか歌舞伎って別にスノッブなものじゃないですよ。結局は現代で言えば昼下がりにやっているドラマみたいなストーリーが繰り広げられている当時では大衆芸能だったのですからね。

と言うわけで、ことのほかこのページを読んだりしていたのですが、岡本さんの感想はことのほかツウというか、厳しいのですね。私なんて見に行ったら「わーーー、すばらしかったなー」っていうので帰ってきちゃうのですが、岡本さんの論評は色々と詳細が書いてあるのです。まあ、とにかく当時は身の回りにそう言う話題をする人もそれほどいなかったので、一人でだまってそれらのぺージを読んでおりました。しかも、そのコーナーはなんかすごいインテリな感じの方々がオペラとクラシックについて高尚に語り合っているのですよ。

そうしたら、今日「週刊!木村剛」を読んでいたら、岡本さんがミュージカルについて書いているではありませんか!もしかして、「日本のカイシャいかがなものか!」が移籍してきたのか!と一瞬思ってとても懐かしい思いに駆られました。しかもフェリー二の映画をもとにしたミュージカルについて言及されているんですね。ふえーー、そんなのがあるんですかーー。びっくりですーーー。

でも、私としては「週刊!木村剛」でフェリーニが話題に上るということがとても嬉しかったのでトラックバックです。ええ、こっち系の話題なら私は食いついちゃいますので(笑)。岡本さん、オペラネタとか期待しています!(別に私は気の利いたトラックバックができないかもしれませんが(笑))。ああ、でもこんな話題を「週刊!木村剛」でできるなんて夢にも思ってなかったのでとっても嬉しいです!

【この記事について書きました。】

2004.11.09
[週刊!岡本編集長] ミュージカル「ナイン」を観た</リンク