今日の「週刊!木村剛」で「笑わせんなヴォケが!」さんの「週刊!木村剛 トラックバックの題名一覧」というのが紹介されていました。この方は以前にも「週刊!木村剛 関連用語集」や月刊!木村剛 ポータルを作成された方なんですね。すごいなーー。こういうのってCGIで作ってトラックバックのタイトルとかURLとかひっぱってこられるものなんですね。すごいなーーー。

これで、どんどん週刊!木村剛のコンテンツがデータベース化されていきますね。のちのちどんな使い方として可能性が出てくるのか楽しみです!それで、とても感慨深かったのがきむたけさんが「笑わせんなヴォケが!」さんを「@niftyのココログをにぎわしている「週刊!木村剛」のヲチャーの一人ですけど」と書いていたことです。「ヲチャー」ですって!
きむたけさんの2ch度がどんどん上がっているのですね。

そのうちもっと刺激的な2ch用語をが駆使されが週刊!木村剛へと発展していくのでしょうか。ううむ。。。すごすぎる。

それで、ヴォケさんはこの記事の中で「木村氏の記事がコケても却って鋭いトラックバックがいくつも寄せられるなど多くのブロガーの表現活動によって成り立っている」と書かれています。みなさんのトラックバックの中には「ちょっと今回の記事では木村さんの言っていることはおかしいんじゃないか」とか言っているのも中には当然あるわけですよね。で、きむたけさんがふと書いた文中のある文言について大議論になったりする。

それで、私はこの間の年金諮問会議の時に、ミーティングが終わったあときむたけさんとタスクフォースメンバーだけで今後のことも含めた色々やりとりを聞いていたのですね。で、その時にきむたけさんが話していた内容を総合して感じたのは「あー、きむたけさんは脊髄反射でブログを書いているのかなー」と言うことです。

と言うのは、あれほど多忙な人がブログを毎日更新するってことだけでも普通の人から見たら信じられないわけですよ。特に「私は文章を書くのは苦手でして」とか「私は文章を書くのは時間がかかるんですよねえ」と言う人はなおさらそう思います。いっぱい書いてるといっても時にはトラックバックの引用が大半になる記事もあるじゃん、と言う向きもありますが、それでもそれを記事に仕立て上げるためには当然ながらそれなりのセンスと筆力が必要なんだと思うんです。当初から、週刊!木村剛を読みながら「ブログにこんなにはまっちゃって大丈夫ですか?」なんていうことを思う人が沢山いたわけですが、もし脊髄反射で書いているなら、それはもしかしたら可能なのかも、って思ってしまったわけです。こう言う方々は基本的に書くネタに困ると言うことはないのではないでしょうか。

こういう方々はというのはたぶん「さてと、今日はなにを書こうかなっ」と思ってブログや時事ネタを眺めていて「あ!これにしよっ」って閃いた瞬間にがーーーーっと文章を書けるんだろうなーと。それだったら、あっという間に、例えばタクシーで移動中に書けるのだろうなーって思ったのですね。一冊の本なら違うかもしれませんが、ブログの一記事程度の文章量ならそれでいけるのかも、って思ったりしたのです。

で、ブログを書いている身の回りの人に聞くと書き方には色々なタイプがいるようで、テーマを決めて下書きっぽいものを書いて、時間をおいてから推敲を重ねて最終形に持っていってからアップする人もいれば、「このネタについて書こう」と思ったら一気に書き上げてアップしてしまう人と、お台を見てから既に自分の中にあるたくさんの引き出しから反射的に色々取り出してきて書く人とか色々いるようなのです。

で、私は「あっ」って思ってから一気に書き上げるタイプを脊髄反射型と勝手に呼んでいます。こういう書き方の人って自分の書いたものをあとで見ると「へー、こんなこと書いてたっけー」なんていう時ってあるんじゃないかなーって思ったんですね。それはもしかしたら時には「筆をすべらす」ってことにもなるのかもしれない。きむたけさんのふと書いたある表現についてすごい議論が巻き起こったりとかするのかもしれない。この言葉にはこういう意図があったのかも、とか色々な憶測を生んだりする。けど、勢いで書いているので意外とそこまでもないなんてこともあるのかしら・・などと色々な妄想をしてしまったのです。

取りあえず、脊髄反射型の人は何かを見て「あ!」って反応さえできれば書けるわけですから。どんなに退屈に過ごしたとしても一日に一回くらいは誰でも「あれ?」って何かに反応することくらいあるでしょう。それがきっと刺激的な生活をしているであろうきむたけさんなら100万回あっても不思議はありません。そういう意味ではやっぱりきむたけさんはナチュラルボーンブロガー(生まれながらのブロガー)だったのですね。

いえ、だからといって決して脊髄反射型の人が何も考えずにいい加減な記事を書いていると言うことではないのです。逆に、書いている瞬間は自分の中の本質的なものと脳みそが非常にノイズ(迷いとか試行錯誤とか先入観とか)が少ない状態でリンクされてアウトプットされているのかな、と思うのでいい加減と言うよりはやはりとても本質的だということなのではないかな、と思うのですね。

あれあれ?データベース化について書こうと思ったようだったが、結局なんでこんなこと書くことになっちゃったのかな、と思いましたが(書きながら忘れるなよ。)、ヴォケさんが「記事がこける」と思ったものというのはもしかして特定の文言などについての論争が起こったりってことも指すのかなーと思ったからでした。

と言うことで、私の場合は書きながらどんどん思考が進んでいって当初の主旨からずれていってしまうタイプなのでしょう。うーん。


【この記事について書きました】

「週刊!木村剛」より
2004.11.15
「笑わせんなヴォケが!」さん、再び偉業達成!</リン