またまた、フランス人同居人ネタです。
なんか巷では「ダーリンは外国人」なるマンガがかなり流行っているらしいですが、まあ、別にカップルじゃないし、経済的にも全然別に生活しているので全く同じという感じではありませんが、日本人以外の誰かと同居するというところだけが共通点でしょうか。
でも、相手が外国人だからというギャップは私はほとんど感じないかなあ。まあ、私がフランスの国について少なからずの事情がわかっているというのもあるかもしれませんけど。
まあ、それでそのフランス人が「この番組はいいなあ」と言っていたのが「世界ウルルン滞在記」でした。この番組は主に若いタレントさんとかが世界の色々なところへ行って現地の家庭にホームステイなどをしてその家の仕事を手伝ったりして一か月くらい過ごして、その土地で見聞きする色々なことに驚いたり喜んだりする悲喜こもごものストーリーです。行く場所はヨーロッパもありますが、発展途上国も結構あります。まあ、そうするとその現地のびっくりな風俗・習慣に目を白黒させたりするわけですね。で、日本人の方は体当たりで現地の生活や人々になじんで行く。で、最後「お別れです」と言う頃になってタレントさんも受け入れた家族のみんなも今までの日々を思い出して号泣してしまう。というのが毎回の大体の流れですよね。
で、その生活を写しながら現地の文化・風俗っていうのはこういうのなんだーというのがある程度視聴者が学べると言うか(まあ、それでもきれいな所しか写していないかもしれませんが。)、まあ異国の文化ってこういうのなのね、というのがある程度分かる。
それで、そのフランス人曰く「日本のテレビ番組は外国のものを扱うのがとても多いよね」とのこと。しかし、視点が非常にカジュアルで非常に素朴だとのこと。と言うのはどういうことかと言うと、フランスでは海外の文化・風俗を紹介する番組を作る場合はなんとなく学術番組的とかルポルタージュ的とか啓蒙的な感じとか、とにかく高尚に取り上げたがる傾向があるらしい。私もフランスにいた時に日本のオタク文化を取り上げた番組を見たことがあったけど、雰囲気としては報道特集とかの1コーナーで取り上げられているような感じ。それで、ちょっと専門家みたいな人がコメント言ったりして。
ちょっと肩ひじはらないと見られないような作りになっているので、2、3秒みたら「はー疲れる」って言ってリモコンをプチっと押して別のチャンネルに変えたくなってしまうような感じらしい。(と言っても、フランスのテレビ番組はそんなに面白いのがないから、チャンネル変えたとしても選択肢が余りないような気もするけど・・・などと思ったことは秘密。)
昨日の世界ウルルン滞在記はブータンに若い男性のタレントさんが行ったのですが、生活を描写しながらもブータンについての基礎的な情報、例えば熱心な仏教徒の国だとかそういったことも併せて紹介されてました。
それで、たぶんなんだけどなんとなく見下した感じがないんだね、日本のそう言う番組には。「何この外国人、考え方が得体が知れない」とかそう言う風にはそんなに思っていない。まあ、西洋社会に対してはいたずらに劣等感とか憧れとかは過剰にありますけどね。それでも、第三世界とか発展途上国についても別にこっちが何か教え諭そうとか、こちらの方が優れていると言う感じで番組を作るっていうのはそれほどないかもしれない。
昔あったのはアフリカのどっかの家族と日本の一家族が交換留学じゃないけど、そういうのをさせる番組があって、アフリカの家族の方は牛の糞で作った泥みたいなのを壁に塗った家に住んでいて放牧などで生活しているおよそ文明からほど遠い生活をしているところのアフリカ人を日本にやってこさせて、すごい文明を見せて彼等がテレビとか高い建物に驚くのを(たぶん期待して)撮っていたという感じの番組があったような気がする。で、日本人家族に期待されているのは現地のサバイバルな生活にビビるかどうかっていうので、これは見事に奥さん過何かが牛の糞に触るのでもうギブアップしていてたぶん番組的には成功していたのかもしれないけど。
あとは、そう言えば、どっかアマゾンに藤岡弘とかが探検に行くようなのもあったような気がするな。
それから、あとは「さんまのスーパーからくりTV」の中のファニエスト外語学院に出てくる愉快なガイジンさんたちの扱いも、まあ、面白がって使っていると言うのはありますが人種差別と言う感じではなくお笑い芸人の一種としての位置づけのような気がしてしまいます(好意的に見過ぎかな?)。
そういうわけで、何かと日本の番組は海外ネタが多いらしいです。なんかどの番組を撮っても純粋な好奇心みたいのでやっているような気がする。こっちの方が文化的に優位なので、どこかの未知の文明をアカデミックに紹介してやろうというスタンスはそんなに主流ではない。
まあ、そんなわけでそのフランス人の感想を聞いていると、日本のテレビ番組は外国ネタについては非常におおらかで無邪気なのかな、という印象を受けました。普段聞いている彼女の外国人であることで色々辛い扱いを受ける日本とはまた別の印象がありました。
それから、ここから導き出されるもう一つの答えは「フランスのテレビ番組は面白くない」というのが私の密かな感想でもあるのですが(笑)。
というか、これを書きながら「私ってほんと良くテレビ見てるんだなー」と思いました。
なんか巷では「ダーリンは外国人」なるマンガがかなり流行っているらしいですが、まあ、別にカップルじゃないし、経済的にも全然別に生活しているので全く同じという感じではありませんが、日本人以外の誰かと同居するというところだけが共通点でしょうか。
でも、相手が外国人だからというギャップは私はほとんど感じないかなあ。まあ、私がフランスの国について少なからずの事情がわかっているというのもあるかもしれませんけど。
まあ、それでそのフランス人が「この番組はいいなあ」と言っていたのが「世界ウルルン滞在記」でした。この番組は主に若いタレントさんとかが世界の色々なところへ行って現地の家庭にホームステイなどをしてその家の仕事を手伝ったりして一か月くらい過ごして、その土地で見聞きする色々なことに驚いたり喜んだりする悲喜こもごものストーリーです。行く場所はヨーロッパもありますが、発展途上国も結構あります。まあ、そうするとその現地のびっくりな風俗・習慣に目を白黒させたりするわけですね。で、日本人の方は体当たりで現地の生活や人々になじんで行く。で、最後「お別れです」と言う頃になってタレントさんも受け入れた家族のみんなも今までの日々を思い出して号泣してしまう。というのが毎回の大体の流れですよね。
で、その生活を写しながら現地の文化・風俗っていうのはこういうのなんだーというのがある程度視聴者が学べると言うか(まあ、それでもきれいな所しか写していないかもしれませんが。)、まあ異国の文化ってこういうのなのね、というのがある程度分かる。
それで、そのフランス人曰く「日本のテレビ番組は外国のものを扱うのがとても多いよね」とのこと。しかし、視点が非常にカジュアルで非常に素朴だとのこと。と言うのはどういうことかと言うと、フランスでは海外の文化・風俗を紹介する番組を作る場合はなんとなく学術番組的とかルポルタージュ的とか啓蒙的な感じとか、とにかく高尚に取り上げたがる傾向があるらしい。私もフランスにいた時に日本のオタク文化を取り上げた番組を見たことがあったけど、雰囲気としては報道特集とかの1コーナーで取り上げられているような感じ。それで、ちょっと専門家みたいな人がコメント言ったりして。
ちょっと肩ひじはらないと見られないような作りになっているので、2、3秒みたら「はー疲れる」って言ってリモコンをプチっと押して別のチャンネルに変えたくなってしまうような感じらしい。(と言っても、フランスのテレビ番組はそんなに面白いのがないから、チャンネル変えたとしても選択肢が余りないような気もするけど・・・などと思ったことは秘密。)
昨日の世界ウルルン滞在記はブータンに若い男性のタレントさんが行ったのですが、生活を描写しながらもブータンについての基礎的な情報、例えば熱心な仏教徒の国だとかそういったことも併せて紹介されてました。
それで、たぶんなんだけどなんとなく見下した感じがないんだね、日本のそう言う番組には。「何この外国人、考え方が得体が知れない」とかそう言う風にはそんなに思っていない。まあ、西洋社会に対してはいたずらに劣等感とか憧れとかは過剰にありますけどね。それでも、第三世界とか発展途上国についても別にこっちが何か教え諭そうとか、こちらの方が優れていると言う感じで番組を作るっていうのはそれほどないかもしれない。
昔あったのはアフリカのどっかの家族と日本の一家族が交換留学じゃないけど、そういうのをさせる番組があって、アフリカの家族の方は牛の糞で作った泥みたいなのを壁に塗った家に住んでいて放牧などで生活しているおよそ文明からほど遠い生活をしているところのアフリカ人を日本にやってこさせて、すごい文明を見せて彼等がテレビとか高い建物に驚くのを(たぶん期待して)撮っていたという感じの番組があったような気がする。で、日本人家族に期待されているのは現地のサバイバルな生活にビビるかどうかっていうので、これは見事に奥さん過何かが牛の糞に触るのでもうギブアップしていてたぶん番組的には成功していたのかもしれないけど。
あとは、そう言えば、どっかアマゾンに藤岡弘とかが探検に行くようなのもあったような気がするな。
それから、あとは「さんまのスーパーからくりTV」の中のファニエスト外語学院に出てくる愉快なガイジンさんたちの扱いも、まあ、面白がって使っていると言うのはありますが人種差別と言う感じではなくお笑い芸人の一種としての位置づけのような気がしてしまいます(好意的に見過ぎかな?)。
そういうわけで、何かと日本の番組は海外ネタが多いらしいです。なんかどの番組を撮っても純粋な好奇心みたいのでやっているような気がする。こっちの方が文化的に優位なので、どこかの未知の文明をアカデミックに紹介してやろうというスタンスはそんなに主流ではない。
まあ、そんなわけでそのフランス人の感想を聞いていると、日本のテレビ番組は外国ネタについては非常におおらかで無邪気なのかな、という印象を受けました。普段聞いている彼女の外国人であることで色々辛い扱いを受ける日本とはまた別の印象がありました。
それから、ここから導き出されるもう一つの答えは「フランスのテレビ番組は面白くない」というのが私の密かな感想でもあるのですが(笑)。
というか、これを書きながら「私ってほんと良くテレビ見てるんだなー」と思いました。