またある人と話していて、「最近カフスボタンが何のことだかわかった」と言っていてちょっとびっくりした。その人はワイシャツを買いに行って、買って、それから出勤するときに家でそのシャツを着たら袖のところにボタンがついてなかったんだという。それで、よく部長とかが着ている袖にアクセサリーのようなもの(この辺正確になんて言っていたか忘れた。)がついているタイプのシャツを買ったことに気づいたらしい。

それであとからメールで「カフスボタンとは漫才師の事を言うのかと思っていました」と来たのだが、これって冗談で言ってたんじゃなくて本当にそう思ってたんだーとちょっとオドロキでした。いやーその人は関西方面の人だからそういう感じのギャグでそういったのかと思ったら本気なんですよ。

で、そのカフスボタン知らないくんは年齢は20代後半で周りの友人を見てもカフスボタンをしている奴なんていないんだそうだ。私も余りカフスボタンについて深く考えたことがなかったのですが、最近の若者ってそんな感じなんでしょうか。ブログの認知度を調査したのとかあったけど、20代より若い人たちのカフスボタンの認知度みたいなのを調査したらどのくらいになるのだろうと思いました。

私は父親がカフスボタンをする服装をしていたので別に小さい頃から普通に知っていたのですが。あとは、例えば職業がガテン系職人だったり、デザイン系でフリーな服装とか技術の開発系でジーンズ履いて生きてきたとかならまだ分かるのですが、そのカフスボタン知らないくんは非常に背広を着ないといけない業界の人だったのでそれでもちょっと驚いたというか、意外にそんなことを知らずに生きて行かれるものなのだなあ、と感心したのでした。

だけど、それはそいつはすっげー世間知らずなやつなのか、それとも今日びの若者は意外とそんなもんなのかってところが全然私には分からないのでした。