かなり容態が悪かったと言うローマ法王がとうとう亡くなったと言うニュースが。
ご冥福をお祈りします。
Yahooのニュースを見ていたら、ローマ法王ヨハネパウロ二世のプロフィールなどが書いてあったのですが、1981年に狙撃されるんですね。それで、最近はそれがKGBの指示でブルガリアの機関が協力してどうとかこうとかっていう記事もありましたね。で、本当はこの時にローマ法王は暗殺されていたのかもしれないけど、聖母マリアの手が弾丸をそらし法王は重症で済んだので、ヨハネパウロ二世はとりわけ聖母マリアを信仰していたと言うことでした。
でも、「後任の新法王は「コンクラーベ」と呼ばれる、枢機卿会の選挙で選出される。」そうですが、そうか色々な駆け引きをしながら次の法王の座を狙うのはさぞかし「根比べ」のエネルギーが必要なのかなあ、などと思った人は私だけではないはずです(あ、あんまりふさけちゃいけないか。しかし語源が気になるコンクラーベ。)。
そのあとの後継争いを見ても候補に挙がる方々が南米の人とかアフリカの人とかとにかくグローバル。改めてバチカン法王庁というのはカトリックの総本山で、とても国際機関な所なのだなあ、と感じる。それだけに色々な権力の集積と思惑もすごいんだろう。
それで、このヨハネパウロ二世がなくなって報道ではこの法王の生前の活動を讃えたり紹介したりする記事が相次いでいますね(そう、死なないと褒めてもらえないのよ。生きているうちは批判されるばっかりでねえ。)。私がこの法王の功績で一番好きなのは第二バチカン公会議の成果を引き継いで活動したって事でしょうか。第二バチカン公会議については、なんかグーグルで調べてもしちめんどくさい文書しか引っかからないのですが、要は「どの宗教も尊重しようね」というものです。自分とこじゃない宗教は異端だから攻撃するとかそういうのはやめようね、と言うものです。
聖母マリアを目撃したファティマの預言ではその第三の預言が法王暗殺だったということも2000年に発表されたりして、とにかくやっぱりカトリックはなんだかすごいんだなあと思います。ちなみにファティマで聖母マリアが目撃されたのは1917年ですが、その時目撃した3人の子供のうちの1人のルチアさんも97歳で今年の2月13日に亡くなったそうです。この方が聖母マリアを目撃した最後の人だと言われているようです。
なーんて知ったかぶって色々書いてしまいましたが、私は別にカトリック信者ではありません。まあ、好み的に言うとカトリックはマリア様を否定していないのでプロテスタントよりは好きかなあ、という程度でして。
と言うことで、これからまたバチカン法王庁がどうなっていくのか分かりませんが、とにかくこのどの宗教も尊重するという方針を引き続きやっていってほしいなあと思います。それは、ほかの宗教も同様なのですけど。
去年は宗教と言うことについて改めて考える機会が幾度となくあった年でした。私なりの宗教についての解釈っていうのもなんとなく持つようになりました。感じていることとしては、どの宗教についても(金集めのインチキ新興宗教は別ね)結局言っていることは同じなんだな、と言うこと。でも、その表現とか字面にこだわると色々な相容れない違いが出てきて争いの元になってしまうのだろうなあ、と言うこと。
とは言え、やはりカトリックの奇跡はやっぱりすげーと思います。一応、何か奇跡っぽいことが起こったらちゃんと調査して認定する基準みたいなのもあるんだよね。そこら辺はすごい。日本の神道とか仏教ではそこまで客観的な基準とかは持っていないのではないかと思います。その辺が西洋人らしいというか、やはりある意味説得力なのかもしれないです(お上の御墨付きに弱いと言われたらそれまでですが)。
個人的にはバチカンのサン・ピエトロ寺院も好きです。そしてバチカン美術館の「音楽を奏でる天使」が一番お気に入りです。
ちなみにヨハネパウロ二世ってフランス語ではJean paul 2って言うんですよ。読み方はジャンポールドゥですよ。全然印象違いますよねえ。英語ではジョンポールトゥーになるんでしょうか。ジャンポールドゥってゴルチエの関係者かと思ってしまいますよ。あ、またふざけたこと書いてしまってすみません。っていうか、常々思っていたことだったのですが、書く機会がなかったのでちょっと書いてしまいました。
【関連記事】
http://blog.drecom.jp/hiroette/archive/833
聖人は遺体が腐らないらしい - 聖地ルルドと聖ベルナデッタ - [2004年07月28日(水)]</リンク
ご冥福をお祈りします。
Yahooのニュースを見ていたら、ローマ法王ヨハネパウロ二世のプロフィールなどが書いてあったのですが、1981年に狙撃されるんですね。それで、最近はそれがKGBの指示でブルガリアの機関が協力してどうとかこうとかっていう記事もありましたね。で、本当はこの時にローマ法王は暗殺されていたのかもしれないけど、聖母マリアの手が弾丸をそらし法王は重症で済んだので、ヨハネパウロ二世はとりわけ聖母マリアを信仰していたと言うことでした。
でも、「後任の新法王は「コンクラーベ」と呼ばれる、枢機卿会の選挙で選出される。」そうですが、そうか色々な駆け引きをしながら次の法王の座を狙うのはさぞかし「根比べ」のエネルギーが必要なのかなあ、などと思った人は私だけではないはずです(あ、あんまりふさけちゃいけないか。しかし語源が気になるコンクラーベ。)。
そのあとの後継争いを見ても候補に挙がる方々が南米の人とかアフリカの人とかとにかくグローバル。改めてバチカン法王庁というのはカトリックの総本山で、とても国際機関な所なのだなあ、と感じる。それだけに色々な権力の集積と思惑もすごいんだろう。
それで、このヨハネパウロ二世がなくなって報道ではこの法王の生前の活動を讃えたり紹介したりする記事が相次いでいますね(そう、死なないと褒めてもらえないのよ。生きているうちは批判されるばっかりでねえ。)。私がこの法王の功績で一番好きなのは第二バチカン公会議の成果を引き継いで活動したって事でしょうか。第二バチカン公会議については、なんかグーグルで調べてもしちめんどくさい文書しか引っかからないのですが、要は「どの宗教も尊重しようね」というものです。自分とこじゃない宗教は異端だから攻撃するとかそういうのはやめようね、と言うものです。
聖母マリアを目撃したファティマの預言ではその第三の預言が法王暗殺だったということも2000年に発表されたりして、とにかくやっぱりカトリックはなんだかすごいんだなあと思います。ちなみにファティマで聖母マリアが目撃されたのは1917年ですが、その時目撃した3人の子供のうちの1人のルチアさんも97歳で今年の2月13日に亡くなったそうです。この方が聖母マリアを目撃した最後の人だと言われているようです。
なーんて知ったかぶって色々書いてしまいましたが、私は別にカトリック信者ではありません。まあ、好み的に言うとカトリックはマリア様を否定していないのでプロテスタントよりは好きかなあ、という程度でして。
と言うことで、これからまたバチカン法王庁がどうなっていくのか分かりませんが、とにかくこのどの宗教も尊重するという方針を引き続きやっていってほしいなあと思います。それは、ほかの宗教も同様なのですけど。
去年は宗教と言うことについて改めて考える機会が幾度となくあった年でした。私なりの宗教についての解釈っていうのもなんとなく持つようになりました。感じていることとしては、どの宗教についても(金集めのインチキ新興宗教は別ね)結局言っていることは同じなんだな、と言うこと。でも、その表現とか字面にこだわると色々な相容れない違いが出てきて争いの元になってしまうのだろうなあ、と言うこと。
とは言え、やはりカトリックの奇跡はやっぱりすげーと思います。一応、何か奇跡っぽいことが起こったらちゃんと調査して認定する基準みたいなのもあるんだよね。そこら辺はすごい。日本の神道とか仏教ではそこまで客観的な基準とかは持っていないのではないかと思います。その辺が西洋人らしいというか、やはりある意味説得力なのかもしれないです(お上の御墨付きに弱いと言われたらそれまでですが)。
個人的にはバチカンのサン・ピエトロ寺院も好きです。そしてバチカン美術館の「音楽を奏でる天使」が一番お気に入りです。
ちなみにヨハネパウロ二世ってフランス語ではJean paul 2って言うんですよ。読み方はジャンポールドゥですよ。全然印象違いますよねえ。英語ではジョンポールトゥーになるんでしょうか。ジャンポールドゥってゴルチエの関係者かと思ってしまいますよ。あ、またふざけたこと書いてしまってすみません。っていうか、常々思っていたことだったのですが、書く機会がなかったのでちょっと書いてしまいました。
【関連記事】
http://blog.drecom.jp/hiroette/archive/833
聖人は遺体が腐らないらしい - 聖地ルルドと聖ベルナデッタ - [2004年07月28日(水)]</リンク
この件に関しては、色々と考える事が多かったです。ご参考までにトラバしておきますね。