今日は「誰も知らない」をDVDで見ました。とは言え、今までは自分から進んではとても見る気にはならなかったのだけど、同居人さんが借りてきてくれていて一緒に見ることができました。

なんか、これは映画評とか感想を書く気にはとてもなれない。見る前からだいたいどういう感じかはわかっていたので(だって実話を下敷きにしてあるとかそういうので)、はっきり言って劇場へ行ってお金を払ってじっくりしっかり見るのは私には余りにも辛いのでそれはしなかった。

っていうか、今自分が精神分析などを受けていて、幼少期および成長期にどういう刺激を受けるとどういう感じになるというようなことを身を以て感じているので、この子たちが受けた精神的な傷は相当だろうなと思う。私の場合は特にこういった育児放棄とは全然違いますが(というか、どの人もみんなそれぞれ違うんですよ。きっと)。

この映画の主人公にあたる長男は今なら30歳前後になっているはず。この映画の存在ももちろん知っていることでしょう。ご本人がどんな気持ちでこの映画を見るか私には全く想像がつきません。