アメリカのことを考えていたらどんどん気分が悪くなってきた。
というのは、最近やっと劣化ウラン弾というのがどういうものか知ったからです。
劣化ウラン弾という言葉を最初に知ったのは日本人が3人人質に取られて大騒ぎしていたとき、その3人のうちの一番若い男の子がイラクに行ったきっかけというのが劣化ウラン弾だということを聞いたのがきっかけだったと思う。でも、その時は報道ではとにかく一面的なものが殆どで劣化ウラン弾がどういうものだという報道は殆どみかけなかったし、私もそれ以上の興味を当時は持つことなく終わってしまった。
Wikipedia「劣化ウラン弾」
それで、結局劣化ウラン弾というのは上記のリンクを見てもわかるとおり、小さな核爆弾なのですね。そうすると当然ながらそれに被弾した人たちと言うのは被爆した人たちと言うことになる。劣化ウラン弾を使ったと公表されたのは湾岸戦争と、今回のイラクへの攻撃です。
しかも使い始めた理由というのが、破壊力をつけるには弾頭部分に比重の重い金属を使う必要があった。今まではそれでタングステンなどを使っていた。しかしタングステンと言うのは結構値段が高い。劣化ウランというのは濃縮ウランを作るときにできるもので、言ってみれば特に使い道のない廃棄物のようなものだったのです。なので、材料費としては安いし、劣化ウラン弾を作るのに使えば気を遣ってどこかに埋めたりする手間も省けるので一石二鳥ということだったのでしょう。
イラクでは奇形児・先天性欠損児、白血病・癌が多発しているそうです。結局何が問題かというと、戦争をしました、ここまではまあやむをえないとしましょう。そして、双方に被害者(死者)が出る。しかし、問題なのはその戦争が終わったあとも戦争被害が続くと言うことです。
それを考えるとベトナム戦争における枯葉剤、もっとさかのぼれば広島、長崎の原爆だって同じわけですよね。その時だけでなく、未来まで禍根を残す可能性のある兵器を繰り返し繰り返し使ってきたというのはやはり尋常ではないような気がする。
そりゃあ、別に未来に禍根を残さなければ良いのかと言われたら、もちろんそうではないのですが、それでも理解はできる。しかし、これから産まれてくる子供たちへも影響を残すような兵器を使うほどアメリカはイラクやベトナムに憎しみを持っているのかと言われたら到底そうは思えませんよね。
特に劣化ウラン弾などはこれを扱っていたり、現地で任務に当たっていた米軍の兵士にも影響が出ているんですね。<br>
このページには「1995年頃から、イラクには小児ガンや白血病の子供たちが続出。<br>
一方、戦争に参加したアメリカ兵43万人も被爆し、「湾岸症候群」に苦しむ
帰還兵は約15万人。終戦後に生まれた湾岸ベイビーの先天的障害率は67%に達すると言われる。しかし、米国政府は劣化ウラン弾の影響を一貫して否定、2003年のイラク戦争でも国際的非難の中、躊躇なく使用に踏み切った。 」と書いてあります。
結局とばっちりを受けるのはアメリカ人にしても末端の現場で作業している人だし。こうなるとアメリカ人さえ無事ならいいんだって事でもないわけで。北朝鮮だってここまで悪どい事してないんじゃないか、と思ってしまいます。
本当にこの世界が滅びるとしたら99%はアメリカのせいになるような気がする。アメリカ人の市民自体は基本的に私たちとそれほど変わらない人たちだと思うけど、やはり政府の方針がこういう考えで動いている限りは現実は変わらないだろう。誰かもうちょっとエコロジーな人が大統領になってくれないもんだろうか。
というのは、最近やっと劣化ウラン弾というのがどういうものか知ったからです。
劣化ウラン弾という言葉を最初に知ったのは日本人が3人人質に取られて大騒ぎしていたとき、その3人のうちの一番若い男の子がイラクに行ったきっかけというのが劣化ウラン弾だということを聞いたのがきっかけだったと思う。でも、その時は報道ではとにかく一面的なものが殆どで劣化ウラン弾がどういうものだという報道は殆どみかけなかったし、私もそれ以上の興味を当時は持つことなく終わってしまった。
Wikipedia「劣化ウラン弾」
それで、結局劣化ウラン弾というのは上記のリンクを見てもわかるとおり、小さな核爆弾なのですね。そうすると当然ながらそれに被弾した人たちと言うのは被爆した人たちと言うことになる。劣化ウラン弾を使ったと公表されたのは湾岸戦争と、今回のイラクへの攻撃です。
しかも使い始めた理由というのが、破壊力をつけるには弾頭部分に比重の重い金属を使う必要があった。今まではそれでタングステンなどを使っていた。しかしタングステンと言うのは結構値段が高い。劣化ウランというのは濃縮ウランを作るときにできるもので、言ってみれば特に使い道のない廃棄物のようなものだったのです。なので、材料費としては安いし、劣化ウラン弾を作るのに使えば気を遣ってどこかに埋めたりする手間も省けるので一石二鳥ということだったのでしょう。
イラクでは奇形児・先天性欠損児、白血病・癌が多発しているそうです。結局何が問題かというと、戦争をしました、ここまではまあやむをえないとしましょう。そして、双方に被害者(死者)が出る。しかし、問題なのはその戦争が終わったあとも戦争被害が続くと言うことです。
それを考えるとベトナム戦争における枯葉剤、もっとさかのぼれば広島、長崎の原爆だって同じわけですよね。その時だけでなく、未来まで禍根を残す可能性のある兵器を繰り返し繰り返し使ってきたというのはやはり尋常ではないような気がする。
そりゃあ、別に未来に禍根を残さなければ良いのかと言われたら、もちろんそうではないのですが、それでも理解はできる。しかし、これから産まれてくる子供たちへも影響を残すような兵器を使うほどアメリカはイラクやベトナムに憎しみを持っているのかと言われたら到底そうは思えませんよね。
特に劣化ウラン弾などはこれを扱っていたり、現地で任務に当たっていた米軍の兵士にも影響が出ているんですね。<br>
このページには「1995年頃から、イラクには小児ガンや白血病の子供たちが続出。<br>
一方、戦争に参加したアメリカ兵43万人も被爆し、「湾岸症候群」に苦しむ
帰還兵は約15万人。終戦後に生まれた湾岸ベイビーの先天的障害率は67%に達すると言われる。しかし、米国政府は劣化ウラン弾の影響を一貫して否定、2003年のイラク戦争でも国際的非難の中、躊躇なく使用に踏み切った。 」と書いてあります。
結局とばっちりを受けるのはアメリカ人にしても末端の現場で作業している人だし。こうなるとアメリカ人さえ無事ならいいんだって事でもないわけで。北朝鮮だってここまで悪どい事してないんじゃないか、と思ってしまいます。
本当にこの世界が滅びるとしたら99%はアメリカのせいになるような気がする。アメリカ人の市民自体は基本的に私たちとそれほど変わらない人たちだと思うけど、やはり政府の方針がこういう考えで動いている限りは現実は変わらないだろう。誰かもうちょっとエコロジーな人が大統領になってくれないもんだろうか。
http://www.chugoku-np.co.jp/abom/uran/
全国紙、ブロック紙、地方紙いずれにおいても、他の日本の新聞では見たことない、密度の濃い調査報道です。さすがは被爆地だけあって、放射能に対する問題意識が高い。
NATOが劣化ウラン弾を使用したコソボ紛争、英米軍が使用した湾岸戦争やイラク戦争だけでなく、周辺取材もかなり行なっています。