阿佐ヶ谷にあるラピュタ阿佐ヶ谷というところで、ひめゆりの塔を見てきまし た。8月15日までこういった戦争関連映画を上映しているらしい。今井正監督。製作年は1953年。わずか8年後に すでにこうした映画が作られていたと言うことにちょっと驚き。
ところが私はこの映画を大昔に見ていたと思う。たぶん、小学校の時に学校の体育館で何か映画上映があってそ の時に見たような気がする。でも、すっかり忘れていた。劇中で「上のキチガイがおしっこをしやがった、どう にかしてください看護婦さん(語句は正確ではないが、大体こんなセリフ)」というセリフで私は一回この映画を見て いたことを思い出した。二段ベッドの上の段に寝ている気がふれている人がお小水をしてしまって、下に寝ている 負傷兵が言うセリフなのですが。覚えているのがそこだけだったんだー、というのもちょっと自分でも不思議な感 じでした。
というかですね、この映画はけなげな女生徒が負傷兵を看護したり戦火を逃れながら、一生懸命生き抜くんだけ ど最後はみんな爆弾や機関銃でやられてしまうっていう映画なのでストーリー自体はそれほど複雑ではないので す。
で、私は何年か前に沖縄に行った時にひめゆりの塔記念館を訪ねたので、映画を見ながらこれがあの場所で起 こっていたんだなあ、というのはとても実感できた。ひめゆりの塔記念館にはその生き残りの人が展示品の説明 をしていたりするんですが、その説明員の方があの映画の中にいたんだなあ、と思ったりしていました。
ところで、私が住んでいる家にはフランス語のラジオ放送が入るのですが、8月6日はかなり日本のことについて報 道していました。原爆投下60周年と最近の六カ国協議の問題と絡めたりして、あらーよく勉強しているなあ、と 思うくらい。実は日本より熱心に報道しているんじゃないのというくらいでした(さすがにそれはないですが)。
そのひめゆりのけなげな女学生が今はパレスチナやアフガニスタンや北朝鮮や、色々なところにいるのですよ。ああ いう映画を見ると一つ一つの死に大切なストーリーがある。よく統計とかで第二次世界大戦での死者、この国は何 人、この国は何人、とか、湾岸戦争での死者何人とか数字で出てくると実感しにくいけど、あの数字の分だけ人間 ドラマがあるんですよね。そのことをまた再確認した一日でした。
ところが私はこの映画を大昔に見ていたと思う。たぶん、小学校の時に学校の体育館で何か映画上映があってそ の時に見たような気がする。でも、すっかり忘れていた。劇中で「上のキチガイがおしっこをしやがった、どう にかしてください看護婦さん(語句は正確ではないが、大体こんなセリフ)」というセリフで私は一回この映画を見て いたことを思い出した。二段ベッドの上の段に寝ている気がふれている人がお小水をしてしまって、下に寝ている 負傷兵が言うセリフなのですが。覚えているのがそこだけだったんだー、というのもちょっと自分でも不思議な感 じでした。
というかですね、この映画はけなげな女生徒が負傷兵を看護したり戦火を逃れながら、一生懸命生き抜くんだけ ど最後はみんな爆弾や機関銃でやられてしまうっていう映画なのでストーリー自体はそれほど複雑ではないので す。
で、私は何年か前に沖縄に行った時にひめゆりの塔記念館を訪ねたので、映画を見ながらこれがあの場所で起 こっていたんだなあ、というのはとても実感できた。ひめゆりの塔記念館にはその生き残りの人が展示品の説明 をしていたりするんですが、その説明員の方があの映画の中にいたんだなあ、と思ったりしていました。
ところで、私が住んでいる家にはフランス語のラジオ放送が入るのですが、8月6日はかなり日本のことについて報 道していました。原爆投下60周年と最近の六カ国協議の問題と絡めたりして、あらーよく勉強しているなあ、と 思うくらい。実は日本より熱心に報道しているんじゃないのというくらいでした(さすがにそれはないですが)。
そのひめゆりのけなげな女学生が今はパレスチナやアフガニスタンや北朝鮮や、色々なところにいるのですよ。ああ いう映画を見ると一つ一つの死に大切なストーリーがある。よく統計とかで第二次世界大戦での死者、この国は何 人、この国は何人、とか、湾岸戦争での死者何人とか数字で出てくると実感しにくいけど、あの数字の分だけ人間 ドラマがあるんですよね。そのことをまた再確認した一日でした。