マクロビオティックなるものを知っていろいろ試している今日この頃なわけですが。ただし、私は何かが目的で自然食にしようとしたというよりは、甘くない豆料理が食べたい、という気分になったからというのがある。あくまでも体の欲求を聞く方を優先する感じです。

しかし、自然食に関して言えばそういう事を実行している人はすでに世の中にたくさんいるわけで。私が書いているようなことは「今頃気づいたのか」とか「そんなことも知らなかったの??」というようなこともたくさんあるかもしれない。知識として自然食というのがあるとか知っていたけど、やってみたいと思った事はなかったし(なにしろ「我慢」がイメージにくっついているのでそんな気になれなかったんです。)、こんな味なんだ!って実感しなければわからないわけで。

それで、自然食のセミナーをしたことがある人と話していた。そうしたら、とにかく大切なのは「食」だけではなくて「食、気、運動」のバランスなんだよね、ということだった。気というのは「気の流れ」というのもあるが「気持ち」という意味がかなり入っていると思う。というのは、どういうことかというとセミナーが終わって後日、参加者のだんなさんと思われる人が「うちの妻はどんな新興宗教のセミナーに行ったんだ???」と誤解される事がいくらかあったらしいのである。

要するに何があったかというとセミナーに行って「ああ!なんて素晴らしい方法なのかしら!もうこれは絶対自然食を実践しなくては!」となった奥さんが家族の気持ちを無視して急激に自然食に切り替え、その結果家庭不和となるというようなケースだったらしい。もちろん良いことをしようという意欲はいいのですが、その結果家族の仲が悪くなっては結果的にその家族の健康の向上は望めなくなってしまう、ということらしい。なるほどなー、と思った。これが「気」には良くない状態ということなのですね。

最近はさかんに「子供に食育だ!」みたいなことで、食育というのがなんとなく流行り言葉のようになっているけど、「気」の部分についてはどういう風に考えられているんだろうな、と思いました。

とりあえず農水省はこんな感じみたい。

ということで、自然食原理主義も良くないんだね、ということでした。

私は何の原理主義かなあ、と思ったけど「体の声、心の声を聞く原理主義」かなと思いました。それが全然なってなかったので今痛い目に遭っているわけなので、今はそれを優先しているのです。原理主義の弊害としては計画が一切立てられない、ということだった。しかし、最近やっとその辺の兼ね合いを少しは習得できてきたような気もします。まだまだ具合的にままならないことも多いのですが。そんな気がします。

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