なんか知らないのだけど、職場で愛称で呼ばれている人とそうでない人がいた。そして、その呼ばれるかどうかのポイントは何かと言うと、愛称で呼ばれる人の方がとっつきやすい親しみやすい人で、そうでない人はそれなりに、というわけでもないような気がしていた。。

なんなんだろうなあ、と思ったら愛称で呼ばれている人は名字の二文字目がイ段の人なんですよ!

たとえば、橋本さんはハッシーと呼ばれます。ハシモトなので二文字目がイ段。それで一文字目と二文字目の間に「ッ」を入れて最後に「ー」音引きをくっつけると外国風名字の出来上がり。

牧村さんは、マッキー。
西田さんはニッシー。
といった具合です。
こういったものをアルファベットで表現するときは
MackeyとかNissyとか末尾は英語風に"y"でしめるのがお約束っぽい。

でも、時々うまく行かないのがある。
例えば
森田さん。
イ段で終わるけどこの通りに変換すると
モッリー
イタリア語ならいけるかもしれないが、日本語で「っ」の後にラ行はちと厳しい。
残念でした。

それから、小島さんなどイ段なんだけど、濁音の場合は
コッジーというのもちょっと辛い
コージーの方が自然ですね。
この場合はCozyとかKozyなどになるのかな。

内田さん→ウッチー Ucchy?かな?
市川さん→イッチー icchy?
石原さん→イッシー Issy?

それで、ウ段で終わる場合はどうなるか

野村さん→ノムノム
穂村さん→ホムホム
田村さん→タムタム
野口さん→ノグノグ

などとなんとなく二回繰り返したくなる気分になるのが不思議です。
こちらの愛称がつくと、愛嬌があるにプラス癒し系な響きも多少あるのではないでしょうか。

とはいえ、
水野さん→ミズミズ
福島さん→フクフク
というのはうまく行きません。
ミズという言葉で一つの言葉になっているものは繰り返しても
新しいイメージが出にくい。

そうすると、ウ段で終わり、かつ一文字目と二文字目で一つの言葉を形成しない音の並びを持つ名字が上記の愛称を持てることになりますね。

と思ったら
樋口さん→ひぐひぐ
うーん、ちょっと厳しいなー(笑)

しかし、イ段のでも
スケートの安藤美姫さんはミキさんだから(この場合は名前の話をしているけど)、
ミッキーとなるのかと思いきや「ミキティ」なんですよね。
ミッキーじゃミッキーマウスみたいだからキティちゃんみたいなニュアンスをつけたくてミキティになったのだろうか。

この路線でもいくつか作ることができるかもしれない。
二文字の名前の人は結構いけるかも。
マキさん→マキティ
うーん、、、

マミさん→マミティ
ユカさん→ユカティ
ミワさん→ミワティ
うーん、うーん、結構うまくいかないものですね。
やはりミキティはすわりがよい。
絶妙なネーミングだったのですね。

ひるがえって自分の名字は二文字目がア段なのである。
こればかりはいかんともしがたい。
なかなかアレンジしにくい音のような気がする。
残念なものである。

あえて言えば、私の名字は3文字目がイ段で終わるのである。
この場合はイズム、イストなどをつけて遊ぶことができます。
佐々木さん→ササキズム、ササキスト
青木さん→アオキズム、アオキスト
大木さん→オオキズム、オオキスト
吉永小百合のサユリストも同じ仕組みですよね。

こう考えるとイ段の音はなかなか外国風にアレンジしやすいということなんでしょうか。

なんてことをあれこれ考えてみました。