アメリカのテレビシリーズ24(Twenty four)を見ています。どういうシリーズかと言うと、複数のエピソードが同時進行して24時間の間に起こる出来事を24時間かけて放送するという試みをした作品です。見始めると続きが気になってはまってしまう、というふれこみでしたが、見事にその通りでした。よく作ってあります。ここでは、このドラマを見て気がついた英語表現を取り上げてみたいと思います。
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さて、とうとう第2シーズンに突入しました。
ニーナがもうCTUにいないのが寂しい(笑)。

今回は、patchという動詞です。
http://www2.alc.co.jp/ejr/index.php?word_in=patch&word_in2=
%82%A0%82%A2%82%A4%82%A6%82%A8&word_in3=PVawEWi72JXCKoa0Je


24(TWENTY FOUR)では頻出表現です。
というのは、このドラマでは電話を誰から誰に取次ぐシーンがたくさん出てきます。
これが物語をひとつひとつつなげていく重要な役割を担っているんですね。

シリーズ1でも
ニーナ:「ジョージ、ジャックから電話よ」
ジョージ:「OK。つないでくれ」
という会話がたくさん出てきます。

この時に使われるのがpatchでした。
私は初めて知りました。

上記のアルクからの例文
(回線{かいせん}などを)一時的{いちじ てき}に接続{せつぞく}する
・ Patch me through to the president. 長官につないでください

ちょっと軍というか命令っぽい動詞としてdispatchがあるのですが、
http://www2.alc.co.jp/ejr/index.php?word_in=dispatch&word_in2
=%82%A0%82%A2%82%A4%82%A6%82%A8&word_in3=PVawEWi72JXCKoa0Je

例文: Troops were dispatched to the war front. いくつかの部隊が前線に派遣された。

最初、これを使ってるのかな、と思ったのですが、よく聞いたらただのpatchでした。

パッチというと、パッチワークのパッチもこれだし、IT系用語でサーバーのなになににパッチをあてる、もこのpatchなので、意外に親しんでいる単語ですが、電話をつなぐのもこれを使うんですね。

ちなみに主人公のジャックが働いているCTU(アメリカ政府のテロ対策ユニット:Counter Terrorist Unit)の内線呼び出し音の着メロがあって、結構人気なんだそうです。

と思ったらありましたよ!
http://www.snake.ne.jp/~ost/24.php
http://members.at.infoseek.co.jp/ashash/24/index.htm

ジャックやトニーやジョージ気分になれそうですねー(笑) この音を着信音にしている人がいたら「プクククッ」って心の中で笑ってしまいそうです。って、私もやってそうですが(笑)。