なんか面白いものを見つけました

【算額】
算額とは,神社や仏閣に奉納した数学の絵馬。江戸時代中期,寛文年間の頃から始まった風習といわれ,現在全国に約820面の算額が現存。算額は,数学の問題が解けたことを神仏に感謝し,益々勉学に励むことを祈願して奉納されたと思われます.人の集まる神社仏閣を発表の場とし,難問や問題だけを書いて解答を付けないで奉納するものも現われ,その問題を見て解答を算額にしてまた奉納するといったことが行われました。

http://www.wasan.jp/

要するに神社は色々な人が往来する(ヨーロッパの広場のようなものか?)。そこに自分が考えた問題を置いておく。「これ解けるやついるかー?」それで、誰かが解いて「解けたよ。ほらよっ。」っと競い合っていたということですよね。
問題を見てみたけど、わけわからないくらい難しい!!!

なんなんですかねー。すごいですよ、ほんと。

やはり一種の知的な遊びなんでしょうけど、
こういうのって衣食住が足りた支配者階級やエリート層がやるのは
普通だな、って思うんですが大衆レベルでやっているところがすごいなあ。

江戸時代がいかに安定した社会だったかというのを
示しているのかな、と思います。

こことかも

http://www.nikkei-bookdirect.com/science/page/magazine/9807/sangaku-Q.html
http://www.fuzoku.okayama-u.ac.jp/ml/kyouka/math/sangaku/sangaku.htm

昔ってあの漢数字だけで計算してたんですよね。
そろばん使って。
まあ、慣れの問題だろうとは思うけど
やっぱりそれはそれですごいなあ、と思う。