日本になぜ哲学者がいないのか、というののヒントになるページを見つけたのでリンク

http://www.ms.kuki.tus.ac.jp/KMSLab/makita/stellung/stell_phi_japan_j.html
「日本に哲学なし」

哲学者と思想家の違いも検索するとそれなりに情報が出てきます。

印象としては、語義としては思想の中に哲学が含まれる感じ。

で、なるほど、と思ったのが
「哲学ってどんなもの?」というページ
http://www.geocities.jp/sein05_83/intoro-p.htm

「私たちみんなが毎日使っているけど、改めて考えてみることのない、とても有り触れた観念について、問い直し、理解すること。」
だそうです。

確かに、よくそんなこと考えるよなー。よっぽど生活に困ってないか、暇なんだか、と思ってしまう。否、人はその二つの条件が満たされていても哲学なんて考える人はほとんどいないと断言できる!(笑)

ということで、「哲学とは何ぞや」というのは
「当たり前」と思っていることは本当に当たり前なのだろうか
という問いから始まるのが哲学という理解をした。

これは、確かに日本人の思考とは真逆の方向ではないだろうか。
日本は基本的に、同じような価値観を持つ人たちの集まりで
その人たちが由とするのは「和」であり
それを実現する方法のひとつが「空気を読む」だったりするわけで。

仮にどうして「和」なのだろう?
などという疑問を持つことは基本的にはあり得ないのだと思う。

とはいえ、日本にも思想家とか哲学者のような人もいる。
しかし、どちらかというと道徳的なことを考えたり
どのように生きるべきか、みたいな人生哲学っぽいもののイメージが強い。

とりあえずここまでは納得しました(笑)
ところで、ちょっと話が変わりますがこの本がすごく良かった。
寝ながら学べる構造主義

これ読んで初めてマルクスって偉いんだ人なんだなーと理解した。
今本屋さんに並んでいるビジネス系のノウハウ本とかああいうののベースになってるんだなーと。
ビジネス本が応用化学とかならマルクスの考えたことは基礎研究のようなものなのかなーと思いました。
っていうか、借りて読んだだけなので実は3分の1も読んでません。
今度はちゃんと買って読んでみようと思います。