かんぽの宿をオリックスへ不正に安く譲渡されそうとか、1万円で払い下げたら何千万で転売されたとか、たしかに素人の国民からしたらあやしい数字が躍る。

でも、専門的に見るとあり得ることも内容的にはあるのかもしれないし、あやしいとしたらどんな風にあやしいのか。

ちなみにオリックスの会長さんが当時その施設を払い下げる審議会のメンバーだったので、こんなの内輪で全部決まった隠謀だろ!というのはちょっと安直で会長さんはどこかの審議会にはいたけど、これとは別の審議会だったとかなんとか。

これの説明は2009年2月4日放送分の「久米宏のテレビってヤツは!?」という番組に竹中さんがゲストで出ていて、あれやこれやと説明していたのが印象的でした。

おまけですが、冒頭で久米さんが竹中さんに「麻生さんのこと嫌いなんですよね。嫌いって言われてたけどダボス会議でご一緒されてたんですよね。」みたいな質問していたけど、それに対応する竹中さんが、本当に麻生さんのことが嫌そうだったのが笑えた。ほんとうに嫌いなんだねえ。なんとなくポリシーが違うので嫌いというのだけではなくて、感情レベルでも「大嫌いっっ!」ってかなり感じた。

私としては、お二人ともその時期、その時期に自分が信じたことを一生懸命やったっていう風に思ってしまうので別にどちらに味方というのはないですが、、


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420 :日出づる処の名無し [] :2009/02/06(金) 18:30:22 ID:m75aaI6t
かんぽの宿疑惑のまとめ(オリックス編)

1、宮内、小泉内閣で総合規制改革会議議長を務め、民営化時のスキーム決定に関与

2、継続して赤字を出しているかんぽの宿の固定資産を民営化時に大幅減損処理
  →これが現在の簿価、結果として固定資産税の減免効果をもたらす

3、かんぽの宿事業譲渡のスキーム決定時、郵政側がメリルをアドバイザーに招き資産売却を組み合わせる
  →この方法が株主=国民に最も利益がある方法だったのか?その検討内容はいまだ非公開

4、最低価格については不動産は減損処理を行った簿価を採用、実勢より不当に安く算定

5、さらに一般入札ではない2段階事業コンペ方式(落選理由の公表なし)、バルクセール採用により恣意的な業者選定の余地確保と小規模会社の参入排除を図る

6、2段階選定参加社は3社(うち1社辞退)、談合の余地を残す

7、業者決定前にいらない物件をバルクから外せと要求、なぜか郵政も認める(世田谷レクセンター)