自分の肉体改造(?)が進んできて初めてわかったことがある。それは、お相撲さんのこと。あの人達はデブだと思っていたのです(ただのとまでは言いませんが)。しかし、自分の体の徐々に適切な筋肉がついて余分な脂肪が減ってきたその体の線の変化したものを見ていたら、実はあの人達はとんでもない人たちだったのだと今更ですがわかりました。あれって、筋肉だったんですね。。。すごすぎる。そんな事に今更気づいていた今日この頃でした。
フランスで、お相撲のことを余り知らない人が「あのデブ同士が闘ってるスポーツでしょ?一体何が面白いの?」と言われたことは何度もあって、私自身はお相撲自体は面白いと思うのだけどいまいちうまい説明ができないけど、デブ同士が闘ってるって点については否定をしてこなかった。これからは、ぜひ「あの人達はデブじゃない!」と強く説明しないといけないと思ったのでした。
2003/11/30追記:以下のような情報をいただきました。Hくんありがとう。
●力士の体脂肪の話。
幕内力士の平均体脂肪率 23.5%
過去の記録では、
千代の富士 10.3%
寺尾 11%
もっとも高かったのは小錦の50%だってさ。
千代の富士はどの時点での体脂肪か分からないけど、
寺尾は現役でやってた5年くらい前の数値らしい。
驚異的だよね。
ヨーロッパの人から筋肉の着き方とはかなり違うよね。
確かに鹿島神流やってたときに思ったけど、
日本古来の筋肉のつき方は所謂西洋のスポーツのつき方とちがう。今の柔道とかは近代トレーニングを導入してるからそうとも言えないけど。
たとえば昔の力持ちの絵を見ても、ウエストきゅっ、の逆三角体型じゃないよね。
体機能の運用方法が違うからかな。
------------------------------------
うーむ。千代の富士10.3%ってすごいなーーー。すごいなーーー。これは絶対外人に言わねば。
------------------------------------
2003/11/30 Kくんよりコメントいただきました
-------------------------------------
相撲について。
何が面白いのかといわれると確かに困ってしまいますが、私個人的には格闘技としては面白くないと思っています。格闘技として面白くしたいのなら、もう少しルールを変えてもいいのではないかとも考えられます。でも、私もそれをしようとは思わないし、ほとんど誰もそれをしようとはしない。
それは相撲の良さが格闘技としてではなくて、それ以外のところにあるからであって、それは唐突だけど私は「金太郎」じゃないかなあと思っています(あくまでも思い付きなのであしからず)。
日本人にとってのヒーローって、すごい強い武将とか、よくできるようなスーパーマンなのではなくて、どこか抜けていて、普段はあまり役に立たないけど、いざという時には支えになるような、力を出してくれそうな、そういう人だったりするじゃないですか。寅さんとかもそういう感じかな。
「金太郎」は別に大したことはしないんだけど、力だけはすごくて、そこは頼りになる。太っている人は安心感も与えるから、愛されもする。だから、相撲はスポーツというより、力くらべと太りくらべのようなものが最初からあったのじゃないかなあと思うわけです。押し出すか転ばせればいいという簡単なルールなのもそのためではないでしょうか。
だから、何が面白いのかと聞かれたら、デブっていることは、日本人の理想の一形態だからなのだと言い切ってみるのはどうでしょうか。そこで金太郎とか三年寝太郎とか寅さんとか、ちょっと特異なヒーロー像を持ち出して説明してみるのはどうでしょう。そして競技としての面白さは、綱引きとか腕相撲を持ち出して、それではあれは何が面白いのかと切り返してみるのも一つの手でしょう。
---------------------------------------------
そうするとドラえもんなんかも日本の典型的なヒーローってことになるんでしょうかね。
フランスで、お相撲のことを余り知らない人が「あのデブ同士が闘ってるスポーツでしょ?一体何が面白いの?」と言われたことは何度もあって、私自身はお相撲自体は面白いと思うのだけどいまいちうまい説明ができないけど、デブ同士が闘ってるって点については否定をしてこなかった。これからは、ぜひ「あの人達はデブじゃない!」と強く説明しないといけないと思ったのでした。
2003/11/30追記:以下のような情報をいただきました。Hくんありがとう。
●力士の体脂肪の話。
幕内力士の平均体脂肪率 23.5%
過去の記録では、
千代の富士 10.3%
寺尾 11%
もっとも高かったのは小錦の50%だってさ。
千代の富士はどの時点での体脂肪か分からないけど、
寺尾は現役でやってた5年くらい前の数値らしい。
驚異的だよね。
ヨーロッパの人から筋肉の着き方とはかなり違うよね。
確かに鹿島神流やってたときに思ったけど、
日本古来の筋肉のつき方は所謂西洋のスポーツのつき方とちがう。今の柔道とかは近代トレーニングを導入してるからそうとも言えないけど。
たとえば昔の力持ちの絵を見ても、ウエストきゅっ、の逆三角体型じゃないよね。
体機能の運用方法が違うからかな。
------------------------------------
うーむ。千代の富士10.3%ってすごいなーーー。すごいなーーー。これは絶対外人に言わねば。
------------------------------------
2003/11/30 Kくんよりコメントいただきました
-------------------------------------
相撲について。
何が面白いのかといわれると確かに困ってしまいますが、私個人的には格闘技としては面白くないと思っています。格闘技として面白くしたいのなら、もう少しルールを変えてもいいのではないかとも考えられます。でも、私もそれをしようとは思わないし、ほとんど誰もそれをしようとはしない。
それは相撲の良さが格闘技としてではなくて、それ以外のところにあるからであって、それは唐突だけど私は「金太郎」じゃないかなあと思っています(あくまでも思い付きなのであしからず)。
日本人にとってのヒーローって、すごい強い武将とか、よくできるようなスーパーマンなのではなくて、どこか抜けていて、普段はあまり役に立たないけど、いざという時には支えになるような、力を出してくれそうな、そういう人だったりするじゃないですか。寅さんとかもそういう感じかな。
「金太郎」は別に大したことはしないんだけど、力だけはすごくて、そこは頼りになる。太っている人は安心感も与えるから、愛されもする。だから、相撲はスポーツというより、力くらべと太りくらべのようなものが最初からあったのじゃないかなあと思うわけです。押し出すか転ばせればいいという簡単なルールなのもそのためではないでしょうか。
だから、何が面白いのかと聞かれたら、デブっていることは、日本人の理想の一形態だからなのだと言い切ってみるのはどうでしょうか。そこで金太郎とか三年寝太郎とか寅さんとか、ちょっと特異なヒーロー像を持ち出して説明してみるのはどうでしょう。そして競技としての面白さは、綱引きとか腕相撲を持ち出して、それではあれは何が面白いのかと切り返してみるのも一つの手でしょう。
---------------------------------------------
そうするとドラえもんなんかも日本の典型的なヒーローってことになるんでしょうかね。